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| | ■ 2010年06月03日(木) 晴 | ■ BitTermについて(1) BitTermについて質問が来たのでいくつか説明いたします。このサイトに載っている走行軌跡は、パイオニアナビコム(現パイオニア販売)製のGPS-2003ZZ([URL])とBitTerm BIT-100という製品で取ったデータを変換して表示させています。
■ BitTermについて(2) これが、GPS-2003ZZというもので、GPSアンテナとデータを出力する物が付いています。出力フォーマットは、パイオニア用のバイナリの他、NMEA出力も可能なのでパソコンにシリアルポートに接続すれば自車位置を表示できる事になります。あと、普通のGPSロガーの場合は、GPSアンテナだけで位置を捉えるのでトンネルの中や高架下等は自車位置を見失ってしまいますが、GPS-2003ZZは普通のカーナビ同様にジャイロを積んでいたり、車速パルスとバック信号の入力があるのでかなり正確な位置が割り出せます。
■ BitTermについて(3) そして、これがBitTerm BIT-100という物で、GPS-2003ZZ(GPS-2000)から出力されたデータをPCカードに保存してくれます。最新機種はBIT-10で更に小型化、保存媒体もPCカードからSDカードになっていて買い換えたい所ですが、何しろ高価なものなので買い換えるのも大変です。で、これの便利な所は、普通のGPSロガーの場合は開始時と終了時にログ記録を開始したり停止したりしなければならないのですが、BIT-100はエンジン始動で記録開始、エンジン停止で記録終了してくれます。元々、業務用の物で運送管理等をする物なのでこういう仕様になっています。で、これを導入する前は、カロッツェリアのDVDナビには走行軌跡がPCカードに保存できる機能があったのですが、HDDナビからその機能が無くなってしまったので、困っていた所、この機材を発見したので購入する事にしました。
■ BitTermについて(4) で、BitTerm BIT-100はNMEAで出力させた物をそのまま使用してもいいのですが、パイオニアデータの場合は、もっと細かくGPSデータを吸い出せるのでデータコンバータを作ってみたという訳です。元々はGCCでコンソールアプリで使っていたのですが、最近 VC++ を学習したので、WINアプリ版を作ってみました。
■ BitTermについて(5) そして、これが出力したKMLデータをGoogle Earth([URL])で表示した物です。この走行軌跡は、ランエボを買ってから現在までの走行軌跡です。2005年は水色、2006年は白色、2007年は赤色、2008年は緑色、2009年は黄色、2010年は青色と色分けをしています。元々、忘れやすいので自動的に走行軌跡を記録開始したりしてくれるのでかなり便利です。
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