2010年02月21日(日)

初スノーボード（１）（日常）

今までスキーは子供の頃からずっとやってきていて、更にそれなりに滑れるためどうにもスノボをやろうという気になれなかった。

が、何故か去年新しいスキーの板を買って比較的熱心に滑りに行ったところ、新しくスノボを始めてみるのもいいんじゃないか？　というのを唐突に思い立った。
なもんでスキー一緒に行ってる友人Ａ＆Ｏには「来年はボードやるから」という宣言をしていた。

そして今シーズン。最初にスキー誘われた時は全く準備していなかったのでパス。
その後にさすがに宣言した以上準備はしないとな、と思ってスポーツデポ（アルペン）に安いボードとブーツを買いに行ったり、だいおーと一緒に神田までウェアを買いに行ったりして準備は完了。

そしてだいおーも俺が始めるというのでいい機会だからチャレンジする、という事で最初は一緒に始めようという話に。
最初だし近場がいいだろうという事で、一番近くの富士山の麓の人工スキー場スノータウン イエティへと行ってきた。

ここは少し変わっていて、リフト券ではなく滑走券あるいは入場券が入るときに必要、だから完全な初心者だと他のスキー場よりは少し損をする（初心者状態は最初にリフトに乗れないので、乗ったとしても回数券程度で済む）。

スノーボード1日スクールを受講して、まずは転び方から板の履き方から教えてもらう。
次にサイドスリップ（横滑り）で真っ直ぐ下に降りる練習。基本的に膝を使ってボードのエッジを利かせて滑るというのはスキーと同じなのだが、まず力をかける方向が90度回転していること、同時にかつボードの真ん中に重心を合わせて力をかけなければいけないこと、とかなり別物の感触。

たださすがに普及し始めてから10年以上も経過しているので、スクールでの教え方は非常に理にかなったものになっている印象。
最初に斜面に対して下向き（ヒール側のエッジを使った）のサイドスリップを練習。この時点ではまず1人で立てない。
次に斜面に対して後ろ向きなので割と怖いがトゥー側のサイドスリップを教えられる。滑るのは怖いが経つのは楽。
トゥー側を何回か降りて歩いて登ってを何回かやったあとに、またヒール側のサイドスリップやるとあら不思議、さっきよりも遥かに楽に立ててそれなりに滑れるようになっている。

その後は木の葉と呼ばれていたサイドスリップをしつつ上半身を回して意図した方向へ曲がる練習。これまたヒール側から始めてトゥー側も。

大体午前がここら辺までで、午後も木の葉の両サイドができるようになるまで練習して、最後はゲレンデの下まで降りていく。
この木の葉の左右及び両サイドが、ボードで曲がる時のエッジコントロールに繋がるんだなという事が分かった。
エッジを利かせて滑らせていくという感触は多少分かってきたが、使う筋肉とタイミングが別物なので自在にやれるというのはほど遠く。
また4時間やるとすっかり疲れが出てた。

スクールの後、最後に午後のスクールを一緒に受けた小さい子と中学生ぐらいの子と一緒に下まで1本滑って終了。
スクールのお兄ちゃんが明るくて教え方が上手でいい感じの人だった。
天気は雪が少し降ったり陽が出たりと変わりやすかったが、全体的に丁度いいコンディションだったかと。

怪我も事故も無くいい初スノボだった。
だいおーもスポーツらしき事はほとんどしてないのに（筋トレぐらいの運動ははしているらしいが）よく頑張った。
後半バテはいたけれど、大体俺と同じぐらいの感じにはできていたように思う。