2011年07月18日(月)
STEINS;GATE (2)[Xbox360 プラチナコレクション](Xbox360, ゲーム, CS)
現在のプレイ状況はトータルで30時間弱。
「因果律のメルト」までクリアして、残すは真のエンディングのみという状況。
ちなみに真のエンディングまでは選択肢があまりにも難しすぎたんで(追加で1周してもカスりもせず。恐らく意図的にそうしてある)、ネット攻略情報が必須だった。
OPムービー2種類(1度クリアすると特典から見れるようになる)を見る度にこのトゥルーエンドが超イカした内容になってるだろうな、などと思いを馳せながら、見てしまうと終わりになってしまう残念さもあって先にこのエントリを書いておかねばと思った次第。
とにかく1度クリアするまでの最初の20時間、
貪るようにプレイし続けてしまった
というのが最も的確な表現だったろう。
初回クリアの直前なんかは特に土日だったのもあり本当にのめり込み、11時間ぐらいぶっ続けで読み続けてしまったりした…。
いくらなんでもテキスト量大杉じゃね? っていうのも確かにあったけれど、キャラの描写や内容の説明が丁寧だったり文章(セリフ)が面白かったので許容範囲に思える。
まあ鳳凰院凶真はちょっと長すぎんじゃねーかというのはあったがw
先が気になる話、2ちゃんねらー向けのニヤリとしてしまうセリフ回しの面白さ、という観点では120点と言っても過言では無い。
あ、ただ自分の場合を少し補足しておこう。
この話に出てくるタイムマシンの理論(?)にまつわる説明として、宇宙論を少々と量子論なんかの物理学の話が出てくる。
ベースになっているという程度で、その内容を詳しく知らなくてもこの話の本筋は十分に楽しめるとは思う。
けれども自分の場合は元からそちら方面が非常に好きで、色々と本やらそっち系のSF小説(例えばグレッグ・イーガンとか)やらを読んだりしている為、この世界観と設定がどっぷりとツボにハマりまくった。
ここら辺の趣味が完璧に合っているというのが、ここまで面白いと思えた要因の大きな部分であろうとは思う。
(こういう要素に全く興味が無い場合は、比較的のめり込み具合が減るかもしれない)
また登場キャラクターの設定と、各キャラに対しての主人公の行動の描写が凄くイイ。
これによって思わず感情移入して読み入ってしまうことしきり。
最初は出てくるキャラが少し人数多いんじゃない? って思ったりもしたけれど読み進めてみるとさにあらず。
どいつもこいつも話が進むにつれて(特にエンディング絡み)どんどん愛着が沸いてくる。
各キャラの動機付けが自然で、それを徐々に明確にしていくという構成が絶妙なんじゃないかと思う。
ちなみにルカ子の話が割とお気に入り(そういう趣味は無いが)。
またテキストが重視されている反面、ゲーム性という観点は比較的薄いと思って間違い無い。
ADVというジャンルには一応なっているけれど、むしろほぼサウンドノベル。
ただフォーントリガーという選択肢が一切無いというシステムでのシナリオ、エンディングへの分岐はかなり秀逸なシステムだったかと。
とりあえずゲームに関しての感想はこんなところかな。
残りはトゥルーエンドを見てから書くことにします。