2011年03月31日(木)
劇場版 マクロスF 後編 サヨナラのツバサ(アニメ, 映画)
高校の仲間内で観賞する会があったのだが仕事の都合で無理だった為、まあ仕事もひと段落した事だしという事で会社帰りにワーナーマイカル新百合ヶ丘のレイトショーにて。
前編よりは大分マシかとは思うけれど、尋常じゃないぐらい金のかかった総集編で特にみてもみなくてもいいような内容だった事には全く変わりなかった。
レイトショーの1200円だったから今回はまだマシだったが。
結極作画が凄くなって映像でハッタリかませられるようになった部分以外、TVシリーズよりも面白いと思えるような箇所が自分としては本当に一箇所も無かった。
「無理だと思ってたランカちゃんのライブ~」も確かにやるにはやってくれましたが、という程度で完全にネタの扱い。
確かにTV版でもネタ扱いの回ではあったけれど、あれはあれで「あ、マクロス7もちゃんと肯定してくれてるんだね!」っていう嬉しさとメインの話との絡みも良かったので最高な回だった訳なんですが。
もひとつ加えると、マクロス7の要素を完全にマクロス及びマクロスFの世界観に落とし込んだ上で新しいものになっていた(ってゼロとかプラスの要素が入っていたかは判ってないですが)所が素晴らしかった。
何かとりあえずあの回と同様な内容を映画に入れなきゃそれはそれで叩かれるだろうなみたいな雰囲気をちょっと感じてしまったり。
その反面、総集編という意味では監督と脚本のお二人方で外せない内容だったという事は間違いが無かったのだとは思うのだけれど。
それでもそれだけ、で終わっててTV版のワクワク感を越える内容ではなかったなあと。
この印象って映画版前後編全てに言える事かと思うんだよね。
TV版を見た人のみに向けて作っている映画だったと思うのに、TV版見た人が喜べるような内容になっていないっつーか。
実際に劇場での(平日のレイトショー、結構広い方のスクリーンだったけどかなり埋まってた)上映終了後の雰囲気(これは映画館で面白い/つまらない映画を見たことがある人には判る感覚だと思うけど)かな~り微妙なものがあった。
皆がこぞってTV版のブルーレイやDVDを大量に買いまくってくれたお陰で、アレだけ金のかかった映画になったんだろうなあと思うと、やっぱり複雑な気持ちにもなってしまいます。
どうせならサテライトの新作に向けての資金にもしてもらった方が良かったんじゃない? とか。<とは言えキスダムの新作とかいう意味不明な話も出てきてるらしいけど…。
まあともあれ、観ておいて良かったとは思いました。
あと完全ブッタ斬りレベルの感想になってしまってファンの人にはスイマセン。
もうちょっと映画も時間作って見るようにしないとな……。
今回の仕事のあれやこれやで、入力が無いと出力をするのは本当にキツい(というか無理)だという事が良く分かった。
コメント
じろう ( 2011/04/ 1 12:46)
自分も新百合で見ましたん。
ラストでカワイ子ちゃんとか叫んでた人が出たのは、驚き。
あと、開始当初に背景のアチコチで手塚作品流れてましたなぁ。
来週あたり仮面ライダー行ってきます。
だいおー ( 2011/04/ 1 16:00)
最後の一文につきます(笑)
俺はアニメ見ないとな。。。
パピコン ( 2011/04/ 2 22:58)
>じろう
ラストで「カワイ子ちゃん」?
そういう終わりでも無かった感じだが……。
面白さの余りの言葉なのかが気になる。
>手塚作品
特に手塚アニメである意味ってやっぱりあったのかね。
俺はアトムしか気がつかなかった。
>だいおー
そうだね。
もっとマンガや通常の本とか(というか雑誌とかか?)も読んでおいた方が
いいかなと自分で思った。
だいおーはとにかくまずゲームやった方がいいと思うぞ。
マジで。
じろう ( 2011/04/ 3 20:17)
カワイ子ちゃんはネタバレするとマクロスプラスのイサムが、
ラストの救援がたくさん駆けつけたシーンで出てきたってことです。
パピコン ( 2011/04/ 5 02:07)
>じろう
ほほうなるほどどうもです。
そういう細かいネタは確かにぎっしり詰まっているなとは思ってたけれど。
(監獄シーンのアルトの女装も確か7のどっかで見たような気がした)
見終わって叫ぶほど感動するかはまた別として。