2009年04月29日(水)
グラン・トリノ(映画)
公式サイト
友人Tと遊ぶ事になり何か映画観ようという事になって、珍しく熱心にこれを勧めて来たので見る事に(最初はヤッターマンを観ようと言っていたのが満席だった)。
全く予備知識なしで、クリント・イーストウッドが出てるという事しか知らずに鑑賞。
多くの人がいい映画だと感想を述べているのだけれど、確かにこれは間違いなくいい映画だ。
ハリウッド映画とクリント・イーストウッドのいい所が全て詰め込んである、と言ったら言い過ぎかもしれないが、それぐらい内容が濃くて面白い。
妻に先立たれ息子家族とも別居で家に独りで暮らす事になった、ガンコで偏屈で古い世代のじいさんがクリント・イーストウッド。日本で言えば昭和の1桁世代という感じか。
そのじいさんが隣のアジア系民族(ミン族)の家族と少しずつ心を通わせていき、それがまた彼の生活も変えていく事になり……、という感じで進んでいく話。
あえてこれ以上は書かないようにしておく。
あらすじを聞いていたら余計に興味を持たなかったかもしれないのだが、実際に観てみると驚くほどすんなりと話に引き込まれていき、2時間弱という長さを全く感じなかった。
クリント・イーストウッドならではではあるけれど、こんなカッコいいじいさんの映画が作れるというのは素晴らしいもんだ。
ちなみにグラン・トリノっていうのはフォードの70年代のイカしたスポーツカー。
日本で言えばトヨタ200GTやケンメリのスカイライン辺りって感じ?
あ、もちろん映画を観るまでこれも全く知らなかったですハイ。
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