2007年06月09日(土)
丹沢登山 : 丹沢ホーム~新大日(日常)
大学の友人A&Oに誘われて、7,8年ぶりになる2度目の丹沢登山。前回は蛭ヶ岳というところに登ってもの凄い歩いたのだが何とかなったので、今回は靴をちゃんと買ったしそんなに長いコースではないので大丈夫だろうという感じだったのだが…。
ルートはこちらのページのものが今回のとほぼ同じ。
事前から天気が心配だったのだが、当日朝降っていなかったのと清川方面の天気予報では振っても2mm/h程度という事だったので出発。
8時ごろに丹沢ホームに到着。準備して登り始めたのが8時半。この時点では当然降っておらず。しかし1時間半ほど登ってキツい最中に雨が降り出し、とてもじゃないが1時間に2mm程度なんかでは無いほどの降り方になる。
当初は新大日の先の塔ノ岳まで行って帰ってくるはずだったのだが、こんなに降ってはどうしようもないと新大日までで引き返す事に。しかし休むにも飯を食べるにも山小屋がどこも開いておらず。ようやくヤビツ峠の方へ10分ぐらい下った箇所の山小屋が廃屋になっていて、雨漏りはしていたがその中で休む事ができた。
飯を食って休んであとは帰るのみ、のハズだったのだが……。
他の2人はなんとも無かったのだが(Oは登りで相当体力は消耗していたが)、俺だけ右膝が尋常じゃないぐらいに痛くなってきてしまっていたのだ。それも登りは何とかなるものの、下りがもう全くダメで、一歩急な下り斜面や階段に踏み出すと「ビキッ!!」 と激痛が走りほとんど立つのがやっとというような状態。
しかも帰りの道は行きよりも急な下りの上、沢を下るので岩場や木の橋も多いのだがこれらが雨のせいで尋常でなく滑る。
正直無事に帰れるのかかなり心配だったが、俺が大幅に遅れつつも文句も言わずに2人が待ちつつ進んでくれたのと、Oが登りで(キツさのあまり)見つけた杖代わりの枝を1本貸してくれたため、時間はかかったものの何とか無事に戻ってこれた。下りはじめてじきに雨が止んだのも大きかった。
その後風呂に入って帰ってきたのだが、少し座って休んでいるとこれまたすぐに歩くのだけでも辛いほど膝が痛くなる(この時点では既に両方とも来てた)。
帰ってからあれこれとネット調べてみたが、大まかにまとめるとどうやら登りを無理に脚力だけで登ろうとすると相当筋肉に負担がかかるらしく(体力も問題だが、それに関しては問題無かったと思える)、また下りは膝の筋肉に相当の負担がかかるらしい。
登りの時点で歩き方が悪く膝の筋肉が疲労していた上に、(少なくとも7,8年前よりは)筋肉も衰えていた所に更に通常でも負担がかかる下りに入ってしまい、もう全くお話にならん状態であぼ~ん。後は悪くなる一方、という事だったんじゃないだろうか。
登山用に膝を鍛える為には、ハーフスクワットや椅子に深く座った状態から水平まで両足を上げる、なんかの筋トレがいいらしい。
夏に友人T&Pと富士山に登ろうかなんて話をしていたのだが、Aに「パピ氏その状態じゃ富士山なんか絶対ムリだぞ~」(Aは2度も登ってる)と言われた。俺もその通りだと思いますハイ。
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