2007年06月28日(木)
DEATH NOTE 最終話 「新世界」(アニメ)
いやー良かった。L編までちゃんと見てニア編スルー、最後だけ見ればいいやと思っていたが丁度最後の2話を見れて大正解だった。
ちなみに[最後が少しアレンジされてます]。色々と納得が行かなかった人も、人によっては多少印象よくなったのでは無いかなと思ったりした。
以下マンガ版の話だけれど、”納得行かなかった”系の人の意見を生で聞いたんで合わせて書いとく。
会社で昼飯いっしょに食ってるSさんに映画版を勧めてかなりの高評価だったのでマンガを貸してみたところ、「Lならまだしもニアに負けるのは非常に納得が行かない」って事だった。なるほどなと思ってみたり。
でも月の事を割と気に入っていたのかと聞いてみるとそういう訳でも無いらしい(まあ憎めない悪人、というのでも無いと思うし)。
しかしその割には他の否定的な人の意見も月に感情移入しているんじゃないかという気がしてて、それがどういうものなのか少し腑に落ちて無かった。
が、そこでSさんの
「あの、誘拐された人が誘拐犯に感情移入しちゃうやつですあれ、読んでてあれになっちゃってるのかもしんないですねー」(ストックホルム症候群)
という最高に鋭い意見にを聞いて脱帽。「全てでは無いにせよそれはあるんじゃないの?」と思わされた。
倒叙ものマンガ/アニメとして描かれている以上、読者にその傾向を与えるという事は程度の差はあれ、決して0では無いと言えるんじゃないだろうか。