2006年08月(17件の記事)
2006年08月28日
安彦良和原画展@八王子市夢美術館
http://www.add-system.co.jp/yasuhiko/top.html
例のごとく高校の同好会仲間の集まりにて。事前に全員が講演会(安彦良和、高千穂遙、大河原邦男先生のあり得ないメンバー)への参加申し込みハガキを送ったが1名しか当選せず、当選したMが後輩のT君に譲って残りの4人で原画展を鑑賞。
その後講演会に参加してきたT君と合流して町田にて呑み。
原画展は主にアニメ仕事時代の作品ではLD-BOXやレコードのジャケットが中心で、作品の大まかな概要ぐらいしか説明が無かったので、”ああこれもLD-BOXが出てたんだ懐かしいなあ”というのが主な感想でした。
絵心が無いもので原画の凄さがまるで分からずにスイマセン。
ただ後半のマンガ作品の原稿や説明は知らないものが多かったので、安彦先生がアニメの仕事の後に本当に沢山の漫画作品を作っておられたのだなあ、というのがよく分かって良かったかと。
ガンダム・ジ・オリジンのネームが展示されていたのだけれど、ネームの状態なのにも関わらず最終的なマンガの画が想像できるような気がして、何だか凄いと思いました。
T君が取ってきてくれた講演会内容のメモを元にあれこれ話をしてもらうのを酒の肴にしての呑み。なかなかに濃い~い講演会だった様子で結構うらやましかったり。
どこかで記事になったり…はしないかねやはり。
その後はいつものごとく、というかそれ以上に何かが壊れて楽しいものの少し訳の分からないノリの飲み会でありました。
そうそう誕生日プレゼントにゼーガペイン・アルティールのプラ摸を戴きました。ありがとさんでございます。
もらったからにはちゃんと作成してうpせよとの指令も合わせて頂きました。
2006年08月26日
DSテトリス
何の気なしに1Pのスタンダードーマラソンモードをやってみる。レベル20:200ラインが目標なのだがレベル10ぐらいで相当な落下速度になるので何じゃこりゃと思っていたのだが。
改めてやってみるとこれはプチ・テトリスグランドマスターみたいなもんだという気になってきた。最速状態であっても左右に1ブロックは移動が可能、回転中させていればブロック固まらない、ブロックがかなりハミ出てでも回転してくれて山を越えるのが容易、と細かく較べたら大分ヌルい事は確かなのだが、今までのコンシューマー版テトリスに較べたらかなりのハードさであろう。多分アーケードのセガテトリス(ノーマル)の最速よりは難しいんじゃないだろうか。
グランドマスターだとちょっと手ごわいという自分ぐらいのヌルプレイヤーにはピッタリだ。
昨日翌日会社にも関わらず、5時近くまでサル状態でやりまくってしまった。15レベルスタートで200ライン到達。で宇田々ヒカルがスコアカンストするまでやったというエンドレスモードがオープン。
やりがいありすぎ。
レベル99、ライン1000までを目標にやりたいものだが…。1回ミスると一瞬で凄い積み上がり方をするんでキツイね。アーケードのグランドマスターで結構上手い人でも1ミスで一瞬で終わったりしていたのを思い出した。
しかしDSといやあ世の中リメイク版FF3でもちきりだろうに、独りで1P用テトリスにここまでドハマるとは。
2006年08月25日
テレビやばい
昨日帰宅してからテレビを付けたら、いきなり全く写らず。
主電源を切っておいてから寝る前につけてみたら復活したけれど。
うーん本格的に購入を検討しなけりゃならんか? 10月に会社の人たちと車で出かけるのに合わせて、カーナビを買わないとまずそうな様子になってきてるんだが…。
どっちも同じぐらいの高い買い物だしなあ。
ようやく面白くなってきた
グレッグ・イーガンの「万物理論」たしかに人間(原理)宇宙論の話なんですなあこれは。
まあ「宇宙消失」も考え方としては近いものがあると思うけれど。これは正にまんまですな。
しかし途中までのやたらとダラダラとどうでもいい設定を延々と続けていくところまで、宇宙消失と同じにしなくてもいいだろうに。
600ページのようやく半分。
かなりの頻度で出くわす、日本語の文章として明らかにおかしい直訳長文には相変わらず難儀するけれど、意味を考えずに一気に文の最後まで目で文字だけを追って後から読み直すの繰り返すと、割と理解しやすい(気がする)。
2006年08月21日
その後の夏休み
17日(木) MTのバージョンアップ&復旧作業。DSテトリス(笑)
18日(金) 洗面台やキッチンの換気扇掃除など相当の長期間放置プレイしていた部分の掃除。久々にカレー作る
19日(土) 1日テニス
20日(日) 高校野球決勝を途中から見始めて最後まで
結極出かける時以外は早寝早起きは全くできておらず。小説も乙一のZOO1をとりあえず半分ぐらい読んだまで。DVDレコーダーに溜まってるものも一度に消化したいと思っていたが一部を何とかできた程度。
MTのバージョンアップを問題なくできたのと1回は走りに行けた事、映画は2本観れたと振り返ってみればそれなりにまずますとも言えるかな。
2006年08月20日
時をかける少女
低予算、上映館が少ないながらもこの夏の最高のアニメ映画と評判だった作品。
評判は嘘ではなかったのだがそれどころではなく、映画館で観終わった時にこれほどの満足感を味わったのは本当に久しぶりという気持ちであった。
最近の自分の中ではもののけ姫、ロードオブザリング:旅の仲間以来の、それに匹敵するかそれ以上の映画だったと思う。
後から思い出してみると、終わったあとの感触は「耳を澄ませば」に近いような気がした。一度しか観てない映画なので少しうろ覚えだけれど。
筒井康隆原作(というのは今回初めて知った。不勉強すぎ)の短編小説の映画化で、テレビドラマなども含めると映像化は何度も行なわれている。
原田知世主演の角川映画などが自分らの世代では有名だが、主題歌の印象ばかりが残っていて映画自体が面白いという評価は記憶に無い。
ふとした事からタイムリープ(時間移動)の能力を身に着けた女子高生が、最初のうちは自分の単純な欲求を満たすために能力を使ってばかりいたが、ある日に仲の良い男友達の告白を無かった事にしてしまったのをきっかけに、時間の流れが大きくずれ始めてそれが更に大きな事態を引き起こしていく…。
原作も基本的な路線は同じようなのだが、今回のリメイクでは時代背景は今の現代で主人公も現代風の女子高生に変えられている。なので話としての古さみたいなものを全く感じさせない。
話の流れは王道なものなのだが、それを主人公達の気持ちを含めてここまで見事に描ききっているのは素晴らしいとしか言いようがない。
続きはネタバレ要素が多少含まれます。
序盤のギャグっぽい部分などは劇場内からクスクスと笑いが聞こえるほどでかなり楽しい。それが話が進んで行くにつれ、ギャグっぽい形は残っているのだがその事自体が結果として悪い方向に向かっていたりして、シリアスな雰囲気が強くなってゆく。
それに合わせてそれまでかなりテキトーにしかものごとを考えていなかった主人公が、しっかりと自分の事、自分が大切に想う人の事を考え始める部分がいわゆる青春ストーリーものではあるのだが、とても感情移入することができて素晴らしかった。
観終わったあと即座にパンフレットを買い、これは間違いなくDVDを予約して買う事になるだろうなと思った。こんな事を思ったのは映画がDVDで発売されるようになってからは初めての事じゃないか。
ちなみに劇場に来ていた人たちは、もう少し自分らと同年代や少し上の人が多いかと予想していたのだが、圧倒的に若い人たちの方がが多かった。
お盆とはいえ全くの平日だったせいもあったのかもしれないが。
Time waits for no one ← (゜Д゜)ハァ?
唐突に映画鑑賞&荷物運び&DSテトリス 8/16(水)
前日友人Tとメールで映画を観るとかみないとかで少しやりとりがあったものの、意見が一致しないまま終了していたので、予定としてはMTの続きのはずだった。
昼ぐらいにTから電話が来て起きる(午前に来たメールには気がつかなかった)。
Tが希望するゲドは既に俺が観てしまったので自腹で再鑑賞は無い。またTが近いお台場まで映画の目的のみで行くのは正直面倒な訳だ。マイカルのレイトショー行きゃいい訳で。
なもんでTの口から(恐らく何の気なしに)ポロっと出た「時をかける少女は?」ってのにはいい感じで食いついた訳だよね。
もの凄く評価が高いらしい話は聞いているけれど、でも原田知世のアレだよね(<ロクに話は知らない、当時の角川映画の大して面白くないってイメージ)、しかも上映館が非常に少ない上に激混みとの噂……、そして観るならば新宿へ行く必要がある、と。
独りじゃ絶対に観にいかないだろうけれど、こういうきっかけがあればこれ以上のうってつけのものは無かったという感じだ。
即起きて13:15ぐらいに2人で劇場に到着するも、何と既に14:40~のが完売! 次の16:55~からの整理番号つき入場券を売っていたので購入。それでも130番だった…。
水曜日は劇場のサービスデーらしく何と当日券が1000円だった。ラッキーな。
映画の内容は別エントリーにて。
ちなみにちょっとだけ評価を書くと”この作品はDVDを予約して買う事を決意しました”
時間を潰すためにと昼飯を食すが、その後になってTが「実は品川に用事が……」という事で荷物運びを手伝う事に。
ちなみにブツはクマのプーさんのシリアルナンバー入りベアブリック。シリアルナンバーがベアに初めてだか入ったために大量に購入する必要がある:T談(要約オレ)との事。
その後新宿へ戻るか迷ったが、間に合いそうなのでT宅へと荷物を運び込み再度新宿へ。入場整理が始まる少し前に到着。映画館の地下へ向かう階段にはかなりの人の列ができていた。
映画鑑賞後、Tがやたらと(Wifiでのネット対戦を)勧めていたDSテトリスと、AYano氏絶賛のDS逆転裁判:蘇る逆転 をBestPrice版でさくらやにて購入。初めてさくらやでポイントカードを作成した。
その後仕事帰りに呼んだPと共にT宅で少し遊ぶ。適当に済ませて帰るはずが、ふと始めたDSテトリスのWifi対戦のお陰で気がついたら何と終電7分前!
Pと駅までダッシュしたところ、無事何とか間に合って帰ってこれた。
平日とはいってもお盆休みの期間ではあるせいか、いつもの終電よりは空いていた様子。
ひたすらDSテトリスのCPU戦を練習しまくっていたらアっという間に町田に着いてしまった。
2006年08月19日
免許の更新 8/15(火)
前日は寝不足だったのとツーリング疲れで早くに寝たものの、12時間以上寝てしまって昼過ぎに起きる。
近くの警察署に行ってようやく免許の更新。
目の検査がちとヤバかったかも。そろそろ眼鏡を作らなければならんなと前から思っているのだが。
その後は前述の通りMT3.31へのバージョンアップ作業&不具合への対処や原因探しなど。
2006年08月18日
奥多摩ツーリング 8/14(月)
休みに1度ぐらいは走りに行くべって事でまたぞろ奥多摩へ。今回は高校の友人Mが休みが一部重なっているというので誘ってみたら、行けそうというので2人で行ってみた。
7時少し過ぎに自宅を出発。順調に40分ぐらいで豊田近辺。が、その後の中央道八王子インターの16号交差点がハンパじゃない下り渋滞。しかも合流のかなり手前からですり抜けできず。
その後も411号のサマーランドまでの間でかなりの渋滞を食らう。9時にサマーランド近辺でもここまで渋滞巻き込まれるか。
まあ月曜日とは言っても実質休日みたいなものだしな。
その後は順調そのもので、普段の奥多摩行くときよりも空いているぐらいで渋滞で遅れた分を取り戻せたような感じ。
11時過ぎに到着。
その後小菅村周りで走って帰るのだが、前から気になっていた小菅の湯という風呂屋に今回は行こうと計画していた。
設備も新しくて脱衣所も割と広く、しかも天然温泉。3時間コースは600円と結構リーズナブルな方じゃないかと思った。まあ場所が場所だからか…。
ヤマメの炭火焼を売っていたので2人で食す。焼きたてなんでかなり美味かった。
左が友人Mの食べた後。そして右が俺の食べた後……。魚は割と綺麗に食べられる方だと思っていたが、完全に負けって感じ。
上野原に出る道の途中で、前にくーさんと来た時に寄った手打ちそば屋にて遅めの昼飯。
今回も野菜のてんぷらは美味かった。
夏場は忙しいのか、高校生ぐらいの女の子が2人アルバイトをしていた。かなりの山の中なので意外なカンジだったなあ。
その後すぐに上野原に出て20号が割と空いているなあと思ったが、やはりいつもの中央道相模湖インター手前から渋滞。やはり3時半とかじゃもうダメですかそうですか。
すり抜けしつつ413へ。がこちらでもても渋滞。どうにかならんのかコレは。
結極川を渡って相模川方面へ抜ける、412から外れる所の近くまで大体渋滞していた。後半は多少マシにだったけれど。
17時過ぎに帰宅。渋滞は酷かったけれど天気もいいままで走れる部分はバイクも車もほとんど居ない状態で走れたので、全体的にはいい感じのツーリングだった。
走るのよりも渋滞が疲れたな。
しかしいつになったら圏央道の八王子~海老名までが開通するんだろうなあ。
2006年08月17日
とりあえず復旧
あれこれとかなり難儀しまくった結果、とりあえず復旧させる事ができました。
その際のバックアップのミスでひとつ前のエントリーが間違って消えてしまった。
何か具合悪い事があったら掲示板ででも連絡もらえるとありがたいです。
2006年08月15日
MT 3.151 から 3.31 へ移行
コメント/トラックバックスパムが相当に酷い事になってきたので、デフォルトで対策機能が入っているとAYano氏から聞いたもので最新版へと移行作業を行いました。
とりあえず現状、コメントがつけられない様子です。
エラー原因を調べてみてはいるんだけれど全く手がかりが無い状態。
コメントを投稿すると
” データベース接続の設定に誤りがあります: ファイル/path/to/sqlite/database/fileを開けません: No such file or directory”
のエラーログを返すんだけれど、そもそもSQLiteのデータベースなんて使ってもいないのに。
どうなってんのよ?
それらしい文字列をMTのlibから検索してはみたものの、mt-config.cgi-original にその文字列があるのみ。
データベースのインポートは正常に行われたっぽい様子だったんだがなあ。
コメントスパム対策でコメント投稿できなくなったら全く意味無いよな。
謎のコメント投稿でエラーになる原因は、修正する必要のあったモジュールを変更し忘れていたため、古い mt-comments.cgi を呼び出してしまっていたのが原因。
データベース本体が3.31にバージョンアップしているのでそりゃ変なエラーも出るわな。
ファイルのアップロードとデータベースの更新を全部やりなおしたところ、コメントの送信で cgi の呼び出しエラーに変わったので原因が分かった。
以下引っかかった点など。
・3.151の時点ではアプリケーションファイル(libフォルダなど)を cgi-bin のフォルダに置かないほうが良いみたいな事がマニュアルに書いてあったのでそうしていたのだが、3.31ではむしろcgi-binに置いて公開用のフォルダと分けた方がいいというような感じに変わっている。
これをやると MT???.cgi ファイルのパスが変更になるので、テンプレートやモジュールの変更が発生する。また古いバージョンのlibフォルダを(念のために)残しておくと変なcgi呼び出しをしてしまって妙な現象が起こる。(自分のパターン)
・バックアップに関しては基本的にデータベース(デフォルトならばdbフォルダ、MySQLとか使っていたら応じたバックアップ)さえバックアップしてあれば、対応したバージョンのMTのライブラリファイルをアップロードしなおせば(恐らく)完全に元に戻せる。
モジュールやテンプレートの事はあまり気にしなくても良いという事。自分は全てローカルにも保存してあったもので。
・調べるとすぐに出てくるがバックアップに関して。MT管理画面からの読み込み/書き出しを使う時にIE(のブラウザエンジン)だとうまくできないらしい。FireFoxとか使わないとダメらしい。
これでバックアップしたつもりのエントリ(これ)が消えた(笑)。そもそもこの機能をあまりアテにしない方がいいような気がする。
・マニュアルにもある通り、データベース以外のフォルダとファイルは全て削除してから新しいバージョンをアップロードした方が良さげ。
・マニュアルにもあるが、FTPソフトのモードをPASVモードにしておく。
.151の時点では特にエラーは起こらなかったのだが、ファイル数が増えたのかやたらと転送エラーが起こりまくっていた。PASVモードに設定すると転送エラーが無くなる。 <常識?
・データベースを cgi-bin ではないフォルダに置く場合(マニュアルでは推奨ニュアンス?)、mt-config.cgi にてパスを指定するが、これはURLではないので ”/public/pub/home/username/???” みたいなので始まるサーバー上のパスで指定しなければならない。
アプリケーション、スタティック、ブログディレクトリはURL指定も可能だが、データベースのみサーバーパス指定が必須なので自分は引っかかった。
・”BigPAPIを利用するプラグインは、Movable Type 3.3では動作しない場合があるため、注意してください。”
マニュアルのこちらより引用。使用している人はご注意を。
・今回初めて個別エントリの全再構築を行なったが、タイムアウトでロクに構築しないでサーバーエラーになるので、mt-config.cgi に
EntriesPerRebuild 4
など適当な小さい数値を設定する必要があった。これも調べればすぐに出てくるけど。
てっきり何か別の事が原因でエラーが起こっているんじゃないかと思ったもんで。
個別エントリの作成って何であそこまで時間がかかるんだろうな。
全体的にブログやエントリー管理のインターフェースが強化されていて、かなり良い感じだと思う。
スパムブロックに関しては2,3日間コメント投稿/トラックバックができなかった為か、不具合前にブロックが一件あった後はまだ発生せず。
投稿・送信を不可能の状態に一定期間すればスパムロボットエンジンが多少は諦めるのかね。
2006年08月13日
ゲド戦記
まず結論だけ先に。
とりあえず面白いものをお金を払ってでも観たいという人は観ちゃイカンでしょ。かなり早い段階でテレビでやると思われるからそれで十分。レンタルの新作でお金出すのもお勧めしないです。
実際に観た人の感想やネットの評価など、それなりに先入観を持って観るに至った訳なんですが、それをなるべく意識しないフラットな状態で鑑賞しようと努めてみた。ちなみに原作は全く知りません。
全体の雰囲気や世界観は非常に面白そうに感じられるし、ジブリものとしても合ってると思う。
序盤でそれらと一緒に登場キャラクターを説明していくのだが、正直ジブリ作品というレベルでは無くワクワク感などが全く感じられない。ただ普通(のちょい下)のアニメ映画としてまあこんなもんじゃないか、というぐらいにはみれる。
声の演技がどうのという事を言っている批評も読んだのだが、最近のジブリ映画としては全く普通かと。少なくともハウルよりは酷くないし、ハウルも最低限観るに当たっては問題は無い状態になっていたと思う。
むしろテルー役の風吹ジュンなどかなり良かった。田中裕子のクモも雰囲気は出ていていいのだが……。
以下はネタバレ要素が強くなります。
田中裕子のクモも雰囲気は出ていてよかったのだが、後半の場面ではほとんど演技ができるような画で無かったのでそれがむしろ可哀想に思えてしまったほど。
中盤まではまだ見れるのだが、後半特に最後に行くに従ってどんどん酷くなっていく。
何の話だかよく分からないまま、結極はヒロイン救出アクションものという話に落ち着くというのが分かって、まあそれならそれでとどういう終わり方になるのかと少し期待。
が、そんな期待すら見事に打ち砕かれます。
途中の話の酷さがすっかり吹き飛んで忘れさってしまえるほど、この最後のアクション部分~終わり、が酷い。劇場作品のレベルでは無くテレビアニメでもここまで来ると見向きもされないか、結構叩かれるだろうという程度。ましてやジブリの名前が付いているなんて、正直今でも信じられない。
またこの最後はアクションのみでなく話の方面からみても相当にポカーン( ゜д゜)状態になって終わるので、本当に映画を観終わった後の余韻が悪いものに感じられる事しきり。
2時間の映画で何がやりたいのかが分からないまま(何故か)脚本だけできてしまい、それがそのまま映画になってしまいましたという見本じゃないかと。というかこれだけの大作劇場映画では珍しい事じゃないかね。
ハウルも結構酷いデキの映画だったと思うのだが、まあ今回のゲド戦記の酷いはそれとは比べ物にならないほどのモノであるのは間違いないです。
2006年08月12日
夏休み
来週は1週間休み。
今年の目標は早寝早起きであります。
それとだいおーに勧められた小説、乙一:ZOO(1・2)、重松清:失踪(上) を買ってあるので読み終わりたいかなと。
電車で読んでるグレッグ・イーガン:万物理論 はロクに進まないので休み中は休む。
話は面白いのだけれど設定の描写がくどいなんてもんじゃない。更にその部分を忠実には訳してあるんだろうけれど、日本語の文章としてはどうしようも無く最悪。部分によってはほぼ日本語では無いと思える部分すらあり、読んでると何だかサッパリ分からなくなる。
そういや読み終わってから書いていない本の感想もかなり溜まってるんだよな…。やるか?
2006年08月11日
はぁーコメントスパム
トラックバックスパムの方が酷いと前に書いたせいかどうか知らんが、今月入ってからぐらいからこっち鬼のようなコメントスパムラッシュ。
本日の削除は1日で57件……。
来週の夏休みはMT3.3への移行で潰れそうだなこりゃ…。
2006年08月10日
35になった
四捨五入して40とかいうのが良く言われる事であるのだが、まあそこら辺は大して気にはしていない。元から年齢の事はほとんど気にしていないし。
ただ今回はある部分で大きく意味が違う。
一般的に35歳を過ぎると「転職が非常に難しくなる/ほとんど無理」と言われているのだ。主な理由は給料の関係なんだろうか。それとヒラと管理職との分かれ目というのもあるかもしれない。
大手に行けば安心なんていう事はカケラも無いが、職種さえ選ばなければ働き口というのはあるように思える(下手な事をすれば訴えられる可能性もあるし)。
今の会社は仕事としての不満はそんなに無いのだが、将来的に考えてどうかと言えばあまり楽観できるような様子では無いというのが、7年ほど居ての感想。
業界としても5年後ましてや10年後など、どんな状況になっているのか想像もつかない。恐らくその時の俺ぐらいの年齢の開発者が増えているであろう、という事は想像できるが。
それとまず間違いなく業界全体が今よりも縮小している。
とまあだからと言って明日からこうします! みたいな考えがあるとかいう事は特に無いですハイ。オチも特になし。
ただそろそろもっときちんと睡眠時間取らないと疲れがキツくなってきた(夏だから?)っていうのは感じてきているので、少しは心を入れ替えたいと思います。
とりあえず仕事がある内は頑張ります。
つっても結極いつもどおりの時間になってしまったんだが…。
2006年08月06日
夕方からしおしお、AYano氏と共に新宿で飲む。
AYano氏と直接会ったのはヒデヲ氏の引っ越し送別会以来だった気がする。2年振りぐらい?
いつもの調子で始まって、いつものようにしおしおが俺ら2人の消極的な態度に対して文句を言いはじめ、しまいには説教気味のテンション(失礼!)に。
あまり興味のない事に対してや、気力を起こすのが非常に難しい事などに対して積極的になれ、と言われてもそれはそれで我々は困ってしまう訳なのだが。
興味を持つ対象の価値観の違いなんだと思う。
まあそこら辺の違いはお互い理解した上での付き合い(だと思ってる)なんで楽しく呑めるのだと思ったりするのですがね。
友人O夫婦と娘さんがT宅を初めて訪問するというので、一緒に集まろうという事でPと共に都内T宅まで。
DSでテトリス対戦したり、Oの娘さんに挨拶したり、競馬見つつその場で馬券買ったり、ちょうど届いたテレビ台を組み立てたりなどあれこれやった。
まあ相方さんの理解がありさえすれば、普段どおりの集まりをやっていても何とかなるものなんだなという事が分かりました。
分かったからどうだというような事なんですが。