2010年08月12日(木)

宇宙ショーへようこそ(アニメ, 映画)

前々から今年一番の注目アニメ映画として期待していたこれですが、仕事がひと段落したのと東京での上映が金曜で終わってしまうという事で、丁度会社近くの池袋西口でやっているので会社帰りにだいおーと共に観ることができた。

R.O.D(THE TV しか見て無いが)、かみちゅの監督舛成孝二、脚本倉田英之(神)、プロデューサー 落越友則(この3人でベサメムーチョのグループ名らしい) のスタッフが作成した初の劇場公開アニメ、という事でいやが上にも期待は高まっていたのですが。


が、率直な感想では”凄く色々と惜しい映画だった”というところかと思う。

メガネの子とポチはまずまず良かったんだけれど、他のキャラが(5人もいるのに)全体的にボンヤリとしていた印象が強かった。
基本的なお話は決して悪いものでは無いと思うのだけれど、2つの大きな気になった部分からそれを活かしたものにはなっていなかったと思う。

まずこの内容で136分は長い。途中で時計こそは見なかったものの、もの凄く長いなと感じる映画だった。明らかに観ている方も途中で疲れていた感じが雰囲気で感じられてたので、あと20分は短くしないと厳しいと思う。

それと場面ごとの演出的な緩急がかなり乏しい。
盛り上るはずのシーンでも割とダラダラとしているように感じられるところが多くて、時間以上に長いなという印象が強かった。

それと5人も主人公キャラが居るのにモエラれるキャラが居なかったところ、清がほとんど空気になってしまっていた辺りも気になった。
ポチがかなりいいキャラなのに敵役の立ち方がかなり弱かった(特に彼女の役割とか……)のも残念。

しかし絵の動きと作画の凄さはかなりのものだった。
お祭りや某都市のシーンなどはかなりの圧巻。正直随分とお金かけてるんだなと驚いた。
そういった世界観を表現してるとこの絵がいいだけに、その分なおの事肝心な見せ場のシーンの盛り上がりやカタルシスに欠ける所が残念であったり。


なもんでいい所もあるしそれなりに面白い映画だとは思うけれど、劇場映画としてはかなり惜しいという感想にならざるを得ない。
非常に残念。


基本的にTVシリーズのアニメをやっている監督/脚本家が劇場向けに作った、という事が多少は影響したのかなという思いと、恐らくは「夏休み公開の大人と子供が楽しめる映画で主人公は小学生」という企画趣旨で作られた映画で、それがかなりの足枷になっていたんじゃないかという気が強くした。

原作:ベサメムーチョの次回作に期待します。

アニメ , 映画

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