2009年05月29日(金)
スキエンティア(マンガ)
AmazonからのDVDはよく分からんが配送トラブルがあったとかで、再配送(もちろん無料)してもらえる事になった。
釈然とはしないがやれやれだ。
今回買ったのは世にも奇妙な物語 2008秋の特別編のDVD。
オンエアを見た訳でも無いが、見つけた瞬間に即予約した。
何でかというと、この1話目の「ボディレンタル」っていうのが、スピリッツで不定期連載している「スキエンティア」っていう近未来SFマンガの第一話で、とにかく面白くて泣けた話だったもんで。
もちろん映像化で同じ感動が味わえるかは別だが、マンガの方も単行本はまだ出そうにないし、そういう作品がいきなり映像化されるのも珍しいと思ったので見てみたくなった次第。
このマンガは、精神を共存させて自分の体を他人が操作できるようになったり、恋愛感情が持てない人が惚れ薬によって何とか関係を維持し続けたり、本当に愛情に飢えた人が絶望から救われる都市伝説的なドラッグを女子高生が求めたり、と近未来的な要素に満ちたそそられる話ばかり。
しかもこれがどれも人とのつながりや人生というものを深く感じさせるドラマに仕上がっていて、毎回次が掲載されるのが楽しみでしょうがないマンガだ(でもたま~にしか載らない)。
作者は戸田誠二という人で始めはCOMPLEX POOLっていうところでWebベースで作品を発表していた人らしい。
現在は大手からではないが単行本も数冊出ている様子。
しかし世にも奇妙な物語がまだスペシャルでは作られていたのは驚いたが、かなり嬉しかったね。
深夜に斉木しげるがストーリーテラーでやっていたのはもう20年近くも前か。