2009年07月15日(水)
咲-Saki- 第15話「魔物」(アニメ)
ヤングガンガン連載中の女子高生超能力麻雀甲子園アニメ。
初っ端でいきなり、麻雀は好きではないのに”どんな状況でも+-ゼロで半荘を終われる”というトンでも能力を主人公の咲が披露。
その後中学日本一の巨乳娘と対戦しつつ麻雀好きに傾きなおかつ覚醒し、”カンをしたら絶対に嶺上開花でアガる”という超能力麻雀アニメへと昇華。
これがオレ(らの世代)的にもうツボだった。
リンシャンを積もる時点でぎゅわんぶらあ自己中心派の最強雀士の一角、ゴッドハンド氏が「たぁつまぁ~きヅモォーーー」と言ってるのが俺には聞こえます。
自己中心派は内容の難しさや流行った時期的な背景もあり、ゲーム化は何度かされたもののアニメ化は一度もされることが無く今となっては知る人ぞ知るマンガ、となってしまった感がある。
このマンガはそれに百合要素や萌え要素を上手くミックスして、この21世紀に見事に蘇らせてくれたのでは、という期待を抱いている。
まあちょっと言いすぎだろうけどな。
序盤は超能力&イイ感じの演出作画で盛り上ったものの、その後は致し方ないとは思えるがダラダラした展開。
県大会予選に入ってもその流れはそのままだったが、まあようやく今回で久々にサキのアガりが見れました、と(演出は控えめだったが)。
超能力合戦とそれに振り回されるであろう一般人雀士にまだまだ期待。
ステルス機能はクリストファー・プリーストの「魔法」を彷彿とさせる設定で個人的にはツボだった。
麻雀の戦術方面の解説が比較的詳しいのも麻雀好きとしては好感触。
百合要素ビミョ~。要らないんだがまあ水増し要素としては仕方が無いのかな。
15話から変わってしまったけどOP曲は最高に良いカンジ。
総合してこれは相当にイイGONZOです。