2009年06月28日(日)
亡念のザムド(アニメ)
4月以降のアニメについて色々と書こうかなと思いつつも放置状態だったものの、これは思わず勢いで書かずにはいられなくなる程の衝撃を受けた。
元はPS3での独占配信のオリジナルアニメーションとして、ここ最近は評価が微妙になっているBONESが製作したオリジナルアニメ。
これが4月頃から関東ではTOKYO MX のみで地上波放映されており、注目度があまり高くはなかったもんで飛び飛び録画になっていたのをここ最近まとめて見た。
もうね、とびとびで見てるにも関わらずキャラクター、世界設定、各話のストーリー、展開の速さやテンポの良さがどれもこれも最高レベル。
作画に関してはアクションがある回とそうでもない時が分かれてるんで(まだ)絶賛とまでは行かないものの、キャラの描写に関しては相当高いレベルかと。
なんか以前BONESに対して、ラーゼフォン後に「絢爛舞踏祭 ザ・マーズデイブレイク」や「エウレカセブン」の頃に抱いていた期待に、5,6年遅れてお釣りが来るほどに応えてくれているかのような感じがしてる。
印象としては、エウレカでやりたかった色んな要素をギュっと詰め込みまくって1クールぐらいに凝縮したとこに、オーバーマンキングゲイナーの世界観やテイスト、キャラクターの雰囲気をブレンドして延ばしつつ更に濃厚な味に仕立て上げ、隠し味で絢爛舞踏祭やもののけ姫っぽさの雰囲気やキャラを仕込んでみました、みたいな感じ。
それらの要素が全部いい方向に噛み合って、絶妙な味わいをかもし出してる感じなんだわ。
あくまで飛び飛びながらも10話まで、ですが。
今回のTV放映用らしいけれど、OPが何パターンもあって回に応じて変わるのが凄い(少なくとも3パターンはあるっぽい?)。
これの為にBluerayが見れる環境作ってソフト買ってもいいんじゃねーか? とかちょっと思いはじめている始末。
PS3にゃ悪いが、これがそんな閉鎖状態で独占(先行?)配信だったのは勿体なかったとか言いようが無い。