2006年06月26日(月)
mixiチェーン日記(ニュースネタ, PC)
Web2.0時代の脆弱性とはこれまた大仰な見出しだが、確かにソーシャルネットならではの妙な広がり方(というほど広がってはいないようだが)をしたようで面白い。
あるユーザーがmixiの日記システムの脆弱性(既に修正)を利用したプログラムを公開し、その後このプログラムの事を日記に”ネタ”で書いた(読めば相当分かりやすい内容)ものが、その内容の真偽もネタという事も分からないユーザーがどんどんデマとして広げてしまった、という事件(?)らしい。
あからさまに怪しい文面の内容なのに、それをそのまま送ってしまうなんてあまり想像できないんだけれど、これを読んで思った事がある。
何故かmixiでは”バトン”なんていうものを平気で回していてあまり気にしてもいない、という風潮があるみたいなんだよね。
ひどいのになると「読んだら必ずやるバトン」なんていう、タイトルを見た瞬間にクリックしたくなくなるようなものも見た。
かなりチェーンメールに近いものだと思うし、仮に迷惑がかからなくても最初に考えた奴が増殖していくのを見てよろこぶだけ。それに渡されたマイミクの友達が迷惑がる場合も少なからずあるだろうし。
同じような事がやりたいならば「○○に100(50/30)の質問」みたいなコミュでも作ってやりたい人が日記でやればいいようなもんじゃないかと思う。
多分この元ネタの作者はmixiの風潮、(というよりユーザーのレベル?)を試すような事を考えて狙いすましてネタを打ったのではないか、と考えるのは勘繰りすぎか。
Web2.0なんていう何だか分からない用語を説明している暇があったら、インターネットっていうのはどういう所かという事を少しでも多くの初心者に教えるべきなんじゃないか。<これもちと大仰