2012/10/21(日)情報処理試験
情報処理の資格、特にネットワークスペシャリストなんかは実際の仕事をする上ではほとんど役に立たない資格なので、個人的には自腹切ってまで受験料を払って取得したくはない。だが会社の人事制度の問題で取得しないと上がれないクソ人事なので仕方なく受験。半ば諦めている。
資格の取得そのものよりも、取得するまでの過程として勉強して得る知識が有効だ、というのは理解出来るが、その中身がね。
だいたいだな、このネット社会において暗記しているということがそんなに重要なのかと。IPv6のヘッダが何バイトであるか、それ暗記しておく必要あんの?IPv4と比較してサイズが大きくなっている、という知識は重要だけれども、サイズは別に暗記してなくてもいいだろと。調べりゃすぐわかるし。そもそも正しい資料をネットなり文書なりで手元に持ちもせずに、暗記している知識で済ますような仕事の仕方は無い。
あと、春にセキュリティを受けたときも書いた気がするけど、この資格を取ったとしても、その知識がいつまでも有効なワケじゃない。特にセキュリティやネットワークはどんどん変わっていくから、数年経つと結構変わってしまう。そういう知識なのに、5年前に取りましたとドヤ顔したって役に立たないと思うんだよな。一定期間で再受験して合格しないと資格が失効するようにでもならないとね。
まあ、会社として持ってないと昇級しないというのであれば取らざるを得ないけど、正直モチベーションは上がらんね。穴掘ってそのまま埋める作業を自分の金を払ってやれ、と言われてるようなもん。