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(3) ハーモニーの表記と演奏

 モード曲のハーモニーを示すとき、通常の曲と同様にコード進行を示す場合と、コード進行をはっきり定義しない場合があります。それぞれの場合、ベース奏者およびコード楽器は、通常、次のように演奏します。

【コード進行を示す場合】

 ・コードのルートを中心としたベースラインを演奏する。
 ・コード楽器は、コードトーンを中心とし、適宜テンションノートを加える。

【コード進行をはっきり定義しない場合】

 ・モードの中心音、構成音を意識した即興的なベースライン、またはベースパターン(オスティナート)を演奏する。ベースパターンの場合は、基本的なラインを記譜することが多い。
 ・1つのコード名を指定されている場合、コード楽器は、コードトーンだけではなく、モードの構成音を自由に用いて演奏する。ボイシングを指定するときは、音符で記譜される。

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