バッキングに最低限必要なコードフォームからコードソロに至るまで、コードワークの実践的な力を養成します。最初に、コードの基礎について理解し、スイング、バラード、ロック、ファンク、ラテン、ボサノバ、サンバ、レゲエなど、様々なリズムにおける伴奏や、テーマ演奏やアドリブソロにおけるコードワークの例を見たあと、ジャズで最初に覚えるべきコードフォームを練習します。クローズボイシング(4 Way Close)、オープンボイシング(Drop 2, Drop 3)、テンションコード、4度構成(4thビルド)のコードなど、ギターでの押さえ方と理論が連想できるよう、図や表を使って効率的に覚えていきます。ウォーキングベースを生かしたバッキング(ハーモナイズドベースライン)やボサノバについては、独立した回を設けて体系的に説明しました。さらに、3音、2音と音数を減らして、ソロとの境界をなくしていき、自由なコードワークが出来るようトレーニングします。