いわゆる”良い耳”を持ったプレイヤーを目指すトレーニングです。アドリブ演奏をするためには耳の良さが重要であることは言うまでもありませんが、そのための訓練システムはこれまであまりありませんでした。特に、独学で学ぶことは、適切な教材がなかっため困難でしたが、本講座の教材CD/DVDは、Webブラウザ上で質問に回答する形で、ひとりでも学べるように工夫しました。ジャズの演奏家がクラシックの演奏家と違うところは、楽譜を介さずに直接聴いた(または自分が思った)音を楽器で表現しなければならないことです。そのため、楽譜を使用しない聴き取り問題を中心にしたユニークなトレーニング方法をとっています。音程、アルペジオ、スケール、ベースノート、複音、コード(和音)、テンションコード、コード上のメロディー音やベース音の位置、コード進行と、段階的に音感を鍛えていきます。