読譜 第12回
今回は、実際の曲に近い楽譜を読む練習をします。
1. 記譜法
実際の曲の楽譜には、反復記号や速度記号など、これまで説明していなかった表記が出てきますので、説明します。これらについては、注意を怠って見落とすことがなければ問題は起こらず、特別なトレーニングの必要はありません。
(1) 曲想の表示
楽譜の冒頭、左上の部分に、曲想やリズムを一言で表す言葉が書かれます。たとえば、以下のようなものです。
Medium Swing
Bossa Nova
Funk Rock
Balad
Shuffle
Jazz Waltz
Beguine
Mambo
Afro
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