2. クロマチック音型
クロマチックスケールを用いたフレーズでは、次のリズムパターンが多く使われます。
この中で、1 〜 4 は、音型の最初の音と音型の後に続く音がガイドノートとなります。音符に切れ目のないフレーズでは強拍が目立つこととなるためです。
5、6 は、音型の最後の音がガイドノートとなります。それらの音型では休符があり、フレーズの終わりに用いられることが多いため、最後の音が耳に残るためです。
7 〜10 は、音型の後に続く音がガイドノートとなります。それらの音型は、拍の頭が休符となっていてフレーズの始まりに用いられることが多いためです。
なお、音型の後に続く音がガイドノートになるもので、音型の次が休符となった場合は、音型の最後の音がガイドノートとなります。
それぞれのリズムパターンで、クロマチックフレーズで用いられる音を、ガイドノートの間の音程という観点で分析していきます。