ビバップ 第12回
今回は、前回までに説明してきたコードパターンを組み合わせて、セクションやコーラスの単位でフレーズを組み立てます。
1. フォームとセクション
テーマやアドリブソロは、1コーラスを単位に繰り返されるため、その構造を把握しておくことが必要になってきます。フォームとは、1コーラスをいくつかのセクションに分けて、その構成を捉えたものです。通常、8小節〜16小節程度をひとつのセクションとして考えます。スタンダード曲で多く見られるフォームを分類すると、次のタイプに分類できます。
・A-A-B-A
・A-B-A-C
・A-B
・A-A-B
・A-B-A
・A-B-C-D
・Blues
・変則的なフォーム