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概要 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回

2. セクション単位で見たコード進行

 セクション単位でコード進行を見ると、複数のコードパターンの組み合わせ、または1つのコードパターンで構成されていると捉えることができます。コードパターンは、2小節、4小節、8小節の長さのものが多くなります。

 2小節や4小節のコードパターンでは、第10回で取り上げた、次のコードパターンがよく用いられます。

◆2小節のコードパターン

<トニックから始まり、他の機能のコードを経由して、トニックに続くコード進行>

 ・トニック→ドミナント→トニック
 ・トニック→サブドミナント→トニック

<トニックから始まり、他の機能のコードに続くコード進行>

 ・トニック→サブドミナント→ドミナント


◆4小節のコードパターン

<トニックから始まり、他の機能のコードを経由して、トニックに続くコード進行>

 ・トニック→ドミナント→トニック
 ・トニック→サブドミナント→トニック
 ・トニック→サブドミナント→ドミナント→トニック

<トニックから始まり、他の機能のコードに続くコード進行>

 ・トニック→サブドミナント
 ・トニック→サブドミナント→ドミナント

<他の機能のコードから始まり、他の機能のコードに続くコード進行>

 ・サブドミナント→ドミナント

<他の機能のコードから始まり、トニックに続くコード進行>

 ・ドミナント→トニック
 ・サブドミナント→トニック
 ・サブドミナント→ドミナント→トニック

◆8小節のコードパターン

 8小節のコードパターンでは、次のコードパターンがよく用いられます。

 ・トニック→サブドミナント→ドミナント→トニック
 ・トニック→サブドミナント→ドミナント
 ・サブドミナント→ドミナント

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