アドリブ基礎 第2回
今回は、スケールをギターで演奏するときのフォームについて説明します。ジャズでは膨大な数のスケールが使用されると思われがちですが、一般的なアベイラブルノートスケールとして使用されるものは、次の5種類に整理できます。
・Major Scale とその転回形
・Harmonic Minor Scale とその転回形
・Melodic Minor Scale(上行)とその転回形
・Diminished Scale とその転回形
・Whole Tone Scale とその転回形
今回は、それらのスケールを、固定したポジションで弾くときのフォームについて説明します。スケール音と同じ数のフォームを覚えておけば、フィンガーボード上のあらゆる位置でスケールを弾くことができます。
実際の演奏では、スケール以外の素材も組み合わされて使用されますが、それらについては、次回以降に説明します。