2. 第12回テキスト解説
今回の楽譜は、各キーごとに、次の想定で書かれた7つの練習曲で構成されています。それぞれ、2ページで1曲となっていて、反復記号等も使用していますので、演奏している箇所を見失ってしまうことがないよう気を付けて下さい。
| 拍子 | リズム | テンポ |
No. 1 | 4/4拍子 | Medium Swing ( Standard Tune ) | 100〜160 |
No. 2 | 4/4拍子 | Medium Swing ( Be-Bop Tune ) | 120〜160 |
No. 3 | 4/4拍子 | Fast Swing | 180〜 |
No. 4 | 4/4拍子 | Ballad | 50〜80 |
No. 5 | 2/2拍子 | Bossa Nova | 100〜140 |
No. 6 | 3/4拍子 | Jazz Waltz | 120〜160 |
No. 7 | 4/4拍子 | Funk Rock | 90〜120 |
読譜の練習としての効果を最も上げるため、以下の点に注意してください。
・初見で演奏可能な速度にメトロノームのテンポを合わせ、間違えてもなるべく止まることなく、一つの練習曲を終わらせてください。難しい場合はテンポを下げてもかまいませんが、基本となるリズムが意識できる 程度のテンポとしてください。
・練習曲を覚えてしまうほど練習してはいけません。初見で、どんどん先の譜面を読むようにして下さい。
・読譜のときは、フィンガーボードをあまり見ないで、なるべく譜面を見て演奏するようにして下さい。
今回は、前回までに練習してきた内容が総合されたものとなっていますので、読譜で困難な点があれば、その点に該当する練習をもう一度おこなって下さい。