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概要 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回

(3) 反復記号

・リピートマーク

 リピートマーク( )で囲まれた部分を繰り返します。曲の冒頭に戻るときは、最初のリピートマークは付けません。繰り返したときの後半部分に1回目と異なる部分があるときは、1カッコ、2カッコで示されます。特に記載がないときは、繰り返しは2回となります。3回以上のときは、3 Times Repeat ( 3x ) 等、回数を書きます。

リピートマークを使った楽譜での演奏順を示します。




・tacet

 比較的長い小節の休みを指示するもので、繰り返しの部分で2回目から演奏する場合、以下のように書かれます。この場合は、2x only と意味が同じになります。




・D.C.(ダ・カーポ)
 曲の冒頭に戻ります。

・D.S.(ダル・セーニョ)
 セーニョ記号( )の付いている箇所に戻ります。

・Coda(
 D.C. や D.S. のあと終止部分に跳ぶための目印となるものです。

 D.C. や D.S. には、〜に向かってという意味の al が付けられて、D.C. al Coda などと記されることもあります。Fine. および Codaマークは反復後に有効で、1回目は無視されます。

これらを使った楽譜での演奏順を示します。




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