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読譜 第9回




 今回は、トップノートを指定したコードで示されたリズムギターの楽譜を読む練習をします。

 楽譜は、各キーごとに、次の原則で書かれた14の練習曲で構成されています。

 拍子想定基本的なコード進行コード表記
No. 14/4拍子4Beatの バッキング転調なし基本コード
No. 24/4拍子4Beatの バッキング転調なしテンションコード
No. 34/4拍子4Beatの バッキング転調なし、 細かいコードチェンジ基本コード
No. 44/4拍子4Beatの バッキング転調なし、 細かいコードチェンジテンションコード
No. 54/4拍子4Beatの バッキング転調あり基本コード
No. 64/4拍子4Beatの バッキング転調ありテンションコード
No. 74/4拍子メロディー転調なし基本コード
No. 84/4拍子メロディー転調なしテンションコード
No. 94/4拍子メロディー転調なし、 細かいコードチェンジ基本コード
No.104/4拍子メロディー転調あり基本コード
No.112/2拍子メロディー転調なし基本コード
No.123/4拍子メロディー転調なし基本コード
No.136/8拍子メロディー転調なし、 細かいコードチェンジ基本コード
No.144/4拍子16Beatの バッキング転調なしテンションコード


 各練習曲では、次のコードフォームを使用して下さい。コードネームとトップノートから、コードフォームがすぐ連想できるように、一通りのフォームを覚えておきます。覚えていないフォームがある場合は、コードを押さえること自体が問題になるようなことがないように、練習曲に取り組む前にコードフォームの確認をしっかりしておいて下さい。この他にもコードフォームが考えられる場合もありますが、トップノートが同じであれば、他のコードフォームを使ってもかまいません。ルートがCの場合で、各コードごとにトップノートで整理します。

No.1、No.3、No.5、No.7、No.9〜No.13 … 基本コード

Major Triad

  

Maj7



6



7



7sus4



m7



Minor Triad



m6



mM7



m7(b5)



dim7




No.2、No.4、No.6、No.8、No.14 … テンションコード

Major Triad



Maj7



Maj9



Maj7(#11)



Maj7(13)



Maj9(#11)



Maj9(13)



6



6(9)



6(#11)



6(9,#11)



7



7(b5)



7(#11)



7(#5)



7(b13)



7(b9)



9



7(#9)



13



7(b5,b9)



9(#5)



7(b9,b13)



9(#11)



9(13)



7(b5,#9)



7(#9,b13)



7sus4



9sus4



13sus4



m7



m9



m11



m9(11)



Minor Triad



m6



m6(9)



m6(11)



m6(9,11)



mM7



mM7(9)



mM7(11)



mM7(9,11)



m7(b5)



m9(b5)



m7(b13)



m9(b13)



dim7



dim7(9)



dim7(11)



dim7(b13)



dim7(M7)




 今回も、読譜の練習としての効果を最も上げるため、以下の点に注意してください。

・初見で演奏可能な速度にメトロノームのテンポを合わせ、間違えてもなるべく止まることなく、一つの練習曲を終わらせてください。難しい場合は、テンポを極端に下げてもかまいません。
・練習曲を覚えてしまうほど練習してはいけません。初見で、どんどん先の譜面を読むようにして下さい。
・読譜のときは、フィンガーボードをあまり見ないで、なるべく譜面を見て演奏するようにして下さい。


 次回は、すべての音が音符で示されたコードの楽譜を読む練習をします。

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