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3. 音の高さの読み方

 音の高さをどう読むかについては、いくつかの方法があります。Key が G のときの各音の読み方を示します。




 音名読みは、楽器の操作と直結していて、階名読みは聴感(相対音感)と直結しています。そのため、楽器奏者には音名読み、歌手には階名読みが適しています。
 また、ドレミ…は音節ですので、話す(歌う)のに適していて、英語(CDE…)は文字ですので、見るのに適しています。ドレミ…では、音名なのか階名なのかわからないという欠点があります。英語の音名は、コードやスケールのような演奏に密接した音楽知識との親和性が高い、という長所もあります。

 以上のことから、このテキストでは英語の音名で読むことを推奨します。声に出さずに頭の中だけで読む(歌う)ようにして下さい。

 英語の音名の覚え方としては、五線の第1間から第4間にかけて "FACE" と覚える方法があります。



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