今回は、ペンタトニックスケールとブルーススケールの練習をします。
1. ペンタトニックスケール
(1) 対象のペンタトニックスケール
ここでは、次のように、M2nd, M2nd, m3rd, M2nd, m3rd の音程で並んでいるペンタトニックスケール(メジャーペンタトニック)を練習の対象とします。
m3rd, M2nd, M2nd, m3rd, M2nd の音程で並んでいるペンタトニックスケール(マイナーペンタトニック)は、同じ構成音のメジャーペンタトニックとして捉えます。
広い意味では、これ以外の音程の5音スケール(オルタードペンタトニックスケール)もありますが、ここでは練習の対象外とします。
コードとペンタトニックスケールを、各コードのアベイラブルノートスケールに含まれるペンタトニックスケールという形で関連させて練習します。ただし、アボイドノートを含むものは除外します。例えば、CMa7 で C Ionian Scale の場合は、次のように、C Pentatonic Scale と G Pentatonic Scale を関連するペンタトニックスケールと考えます。