今回は、ハンマリングオン、プリングオフ、スライド、チョーキング、ライトハンドのトレーニングを行います。
1. ハンマリングオン、プリングオフ、スライド
これらのテクニックは、レガートなフレーズを弾くとき必須のものですが、意外と、普段使わない指使いの場合にうまくできないことがあります。ここでは、左手の4本の指と、フレーズのアーティキュエーションから考えられるすべての組合せを練習することにより、弱点を解消します。
(1) ハンマリングオン+プリングオフ
第1回のフィンガリングの練習で、次の24通りのパターンを練習しました。
1234 1243 1324 1342 1423 1432
2134 2143 2314 2341 2413 2431
3124 3142 3214 3241 3412 3421
4123 4132 4213 4231 4312 4321
このパターンを使って、ハンマリングオンとプリングオフの練習をします。右手のピッキングのパターンは、以下のものを練習します(
はダウン方向のピッキング、
はアップ方向のピッキング、⌒はハンマリングオンまたはプリングオフを示します)
例えば、フィンガリングのパターンとピッキングのパターンをどちらも最初のものとすると、次のようになります。
フィンガリングのパターンとピッキングのパターンの組合せを変えて、同様の練習をして下さい。