今回は、ボサノバのバッキングについて説明します。通常ボサノバでは、ガットギターで指を使って弾きます。右手親指でベースノート、人差し指、中指、薬指で他の音を弾くことにより、ベースノートで基本のリズムである2ビートを出しながら、シンコペーションを含むコードを弾きます。
1. コードフォーム
ボサノバのバッキングにおいては、ベースノートをRootとしたコードフォームが中心で、5thがベースノートのものも使われることがあります。ベースノートには5弦または6弦を、その他の音には2,3,4弦を用いるフォームがよく使われます。
(1) 基本コード
・ルートポジション
6弦(Root)+2,3,4弦
5弦(Root)+2,3,4弦
◆Drop2(基本形)
◆Spread
◆4 Way Close(基本形)