Jazz Guitar 通信講座 ジャズギター通信講座 ホームアドリブ基礎コードワーク理論スタンダードビバップモードイヤートレーニング読譜メカニカルトレーニング
概要 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回

■ 練習例

「サブドミナント→ドミナント→トニック」の4小節のコードパターンで例を示します。

 次の、4音音型でできたフレーズから発展させていきます。スケールノートで構成されたフレーズです。




 クロマチックアプローチを加えます。




 4分音符や休符を含むフレーズに変えます。



 16分音符( )を含むリズムパターンを用いたフレーズを作ります。16分音符の部分は、アルペジオまたは刺繍音を用います。

 アルペジオを用いたフレーズ




 刺繍音を用いたフレーズ




 3連符( )を含むリズムパターンを用いたフレーズを作ります。3連符の部分は、アルペジオ、クロマチックアプローチ、刺繍音を用います。

 アルペジオを用いたフレーズ




 クロマチックアプローチを用いたフレーズ




 刺繍音を用いたフレーズ




 以上のリズムパターンやアドリブ素材を混合して用いて、自然なフレーズにします。




 ポジションを変えて、同様にしてフレーズを作ります。全く同じフレーズではなく、ポジションの移動にあわせて音域を変化させ、似たフレーズにします。次の例は、12th Position で演奏します。




 移調したコード進行をもとに、フレーズを作ります。フレーズをそのまま移調するのではなく、同じポジションで似たフレーズを作ります。F Major に移調すると、次のフレーズができます。




 同様に、次のコード進行で練習します。

  Cm7|F7|BbMaj7|BbMaj7|

  Fm7|Bb7|EbMaj7|EbMaj7|

  Bbm7|Eb7|AbMaj7|AbMaj7|

  Ebm7|Ab7|DbMaj7|DbMaj7|

  Abm7|Db7|GbMaj7|GbMaj7|

  C#m7|F#7|BMaj7|BMaj7|

  F#m7|B7|EMaj7|EMaj7|

  Bm7|E7|AMaj7|AMaj7|

  Em7|A7|DMaj7|DMaj7|

  Am7|D7|GMaj7|GMaj7|


 リハモナイズをしたコード進行で、フレーズを作ります。ドミナント7th を代理コードに変えると、次のようになります。




 同様に、リハモナイズでできる次のコード進行でフレーズを作ってみて下さい。

  D7|G7|CMaj7|CMaj7|

  Am7 D7|Dm7 G7|CMaj7|CMaj7|

  D7|Db7|CMaj7|CMaj7|

  Am7 D7|Abm7 Db7|CMaj7|CMaj7|

  Ab7|G7|CMaj7|CMaj7|

  Ebm7 Ab7|Dm7 G7|CMaj7|CMaj7|

  Dm7|G7|Am7|Am7|

  Dm7|G7|Am7|D7|

  Dm7|G7|Em7|Em7|

  Dm7|G7|Em7|A7|

  Dm7|D#dim7|Em7|A7|

 基本的なコードの機能の流れが同じであれば、バックグラウンドと細かいコードが異なっていても、それほど不自然な感じは受けません。元のコード進行で、リハモナイズしたコード進行のフレーズを使用してみます。




 リハモナイズしたコード進行についても、他のキーに移調してフレーズを作ってみて下さい。

次へ