今回は、ビバップで使用されるクロマチックアプローチを用いたフレーズについて、ギターで視覚的に捉える練習をします。
1. クロマチックアプローチの条件
第1回から第5回で各リズムパターンで用いられる音を分析した結果から、クロマチックアプローチが用いられるものを整理すると、次のようになります。
(1) 単独のクロマチックアプローチ
4音音型
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型1(後半部分)
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型3(前半部分)
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型5(後半部分)
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型7(前半部分)
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型9(後半部分)
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型10
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型12
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型13(前半部分)
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型14(後半部分)
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型15
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型16
ビバップ独特のリズムパターンを用いた音型17(後半部分)
以上のクロマチックアプローチでは、
・ダブルクロマチック(経過音)
・上下から挟み込む形で解決するもの
・半音下の刺繍音となるもの
が多く用いられます。