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概要 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回

(2) リハモナイズの方法

・代理コード

 代理コードに置き換えることにより、コード進行を変化させることができます。メジャーキーとマイナーキーの各機能の代理コードをまとめると、次のようになります。

 メジャーキー


 マイナーキー


特に、ドミナント7thコード(V7)の代理コードの bII7 はよく用いられます。この代理は、セカンダリードミナントや、ドミナント7th の連続の場合にも行われます。

 ドミナント7thコード







 セカンダリードミナント







 ドミナント7thコードの連続







・7thコードのツーファイブへの置き換え

 ドミナント7th コードは、IIm7-V7 に置き換えることができます。セカンダリードミナントやドミナント7th の連続の場合も同様に置き換えることができます。

 ドミナント7thコード







 セカンダリードミナント







 マイナー系のコードに進むセカンダリードミナントは、 IIm7(b5)-V7 に分解することもできます。







 ドミナント7thコードの連続







・m7thコードのツーファイブへの置き換え

 Minor 7th コードは、IIm7-V7に置き換えることができます。







・一時的なドミナントの挿入

 あるコードに直前に、そのコードに対するドミナント7th を挿入することができます。







 さらに、IIm7-V7-や裏コードへの置き換えをすることができます。







・パッシングディミニッシュの挿入

 ベースノートが長2度離れたコードの間には、パッシングディミニッシュを挿入してベースラインをスムーズにすることができます。







・サブドミナントとトニックの間にサブドミナントマイナーを挿入

 サブドミナントからトニックに進行するときは、間にサブドミナントマイナーを挿入してスムーズにすることができます。







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