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アドリブ基礎 第7回




 今回から、多くの曲の中で見られるコード進行のパターンの中で、今までに紹介した各種アドリブ素材のフォームを使って、アドリブをとるための訓練をします。今回は、転調のないコード進行のパターンを用いて、練習します。


1. コード進行の中でのコードフォーム

 まず最初に、関連するコードフォームを、すぐ近くのポジションで見つける練習をします。次に示すコードは、頻繁に使用されるものです。

Major Key
 ダイアトニックコード … IMaj7、IIm7、IIIm7、IVMaj7、V7、VIm7、VIIm7(b5)
 サブドミナントマイナー … IVm7
 セカンダリードミナント … I7、II7、III7、#IV7、VI7、VII7
 パッシングディミニッシュ … #Idim7、bIIIdim7
 代理コード … bII7、bIII7、IV7、bVI7、bIIMaj7、bVII7、bV7、#IVm7(b5)

Minor Key
 ダイアトニックコード … Im、IIm7(b5)、bIIIMaj7、IVm7、V7、bVIMaj7、bVII7
 セカンダリードミナント … I7、II7、bIII7、IV7、VI7
 代理コード … bII7、VIm7(b5)、bIIMaj7

 これらのコードを、よく使用されるコード進行で結び付けると、次のようになります。キーが C Major または A Minor のときのコードネームで示します。なお、トニックコード(C Maj7 または Am)からは、ここに記載した以外のコードへも進行します。

 C Major Key



 A Minor Key




 フィンガーボード上のどの位置にいても、これらのコードのフォームをすぐ連想できるようにします。


 キーがC Major の場合のこれらの各コードを、1〜4弦を使ったコードフォームで示します。これと同様に、12のキーで関連するコードのフォームを覚えるようにして下さい。

1〜5フレット




3〜7フレット




5〜9フレット




6〜10フレット




8〜12フレット




10〜14フレット




12〜16フレット



 同様に、キーが A Minor のときによく使用されるコードのフォームを示します。

1〜5フレット




3〜7フレット




5〜9フレット




6〜10フレット




8〜12フレット




10〜14フレット




12〜16フレット




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