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アドリブ基礎 第4回




 今回は、コードフォーム、アルペジオ、スケールを関連付ける練習をします。前回説明したように、アルペジオのフォームは、そのアベイラブルノートスケールのフォームの一部として関連付けて捉えることができます。同様に、コードフォームは、アルペジオのフォームの一部として捉えることができます。これらをまとめて覚えることで、単音のフレーズとコードを自由に切り替えて用いることができるようにします。

 各コードで、スケール、アルペジオ、コードフォームを図で示し、互いの関連を考えていきます。コードフォームとしては、次のボイシングのものを用います。

・Drop 2
 1,2,3,4弦を用いたもの
 2,3,4,5弦を用いたもの
・Drop3
 1,2,3,5弦を用いたもの
 2,3,4,6弦を用いたもの

 原則として、コードトーンのみで構成されたものとしますが、ポジションの中でコードトーンのみを使ったフォームを作ることができない場合は、テンションノートを含んだコードフォームとしています。また、b9thの音程やトップノートとセカンドノート の間の半音は避けるようコードフォームを選んでいます。
 トライアドについては、4音コードのDrop 2 やDrop3 と同じ弦を使用したコードフォーム(1つの音が重複したもの)を記載しています。

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