今回は、基本的なコードのアルペジオのフォームについて説明します。アルペジオのフォームを、前回紹介したスケールのフォームの一部として理解しておくことにより、関連するコードとスケールが連想できるようにします。
1. アルペジオのフォーム
(1) Major Triad
C Triad は、次に示す音から成り立っています。
これを、ギターのフィンガーボード上で示すと、次の様になります。
ここから、アルペジオのフォームを取り出します。フォーム図の下の数字はフレットを示し、上の丸数字は左手の指を示します。何も書いていないフレットは、人差し指または小指を伸ばして(フィンガーストレッチで)押さえます。
Major Triad のアベイラブルノートスケールとしては、Ionian Scale と Lydian Scale が用いられます。
前回紹介したIonian Scale と Lydian Scale のフォームと Major Triad のアルペジオのフォームを比較してみます。各スケールのフォームは、Major Triad のアルペジオのフォームに、テンションノート、アボイドノートを付加したものとなっています。
C Ionian Scale
C Lydian Scale
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