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2011年02月24日の記事

2011/02/24(木)ファンタジーゾーンきた

届いた!ついに俺の手元にファンタジーゾーンが!
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皆知ってると思うし、詳しくはWikipediaを見てもらうとして一般的な内容は割愛してそれ以外のことを書く。

セガのSYSTEM16というシステム基板があるのだが、SYSTEM16はAとBと大きくバージョンが2つあって、ファンタジーゾーンはAの基板となる。でこのSYSTEM16基板は、Z80と68000が載っていて、どちらかでセキュリティチェックをしているものが多い。68000のセキュリティチェックは電池を内蔵した特殊CPUになっていて、電池が切れる、またはCPUを取り出すと死ぬというもので、基板コレクターは気をつけなければならない基板だったりする。ファンタジーゾーンの場合は、SYS16Aの中でも初期のため68000はノーマルでセキュリティが載っていない。Z80に関しては、一部のバージョンでセキュリティチェックがあるようだが電池ではない特殊なZ80のようだ。

で、俺のはと見てみると、Z80も68000もノーマル。ただ、シールが純正らしくないので少なくとも部分的にはコピー品かと思われる。まあ、今の時代SYS16A自体安いのがあまりないので、今の時代に作ったものではないと思う。本当はオリジナルが欲しいが、結局EPROMが本物かどうかだけの差でしかないので、コピーでも構わないかな。
ちなみに、SYS16Bのファンタジーゾーンが稀に出回ってるけど、これは明らかに改造(コピー)品。おそらくテトリスなんかを改造したんだと思う。興味本位で16B版も欲しいけどな(笑)

そんで、起動してみたのだがどうも音声にブーンというノイズが載りまくっててノイジー。画面もずいぶんノイズが入る。これはどこかのコンデンサやフィルター関係がヘタってるんだと思うがよくわからない。ゲーム自体は問題なく動いた。5面の曲を聴くとOLDのようだ。
せっかくなのでROMを読み込んで、某ファイルと比較してみた。バージョンの違いに関わる5つのROMについて調べたところ、いずれもOLDと呼ばれるバージョンと一致した。これでOLDバージョンであることが確認できた。

さて、ここでおもむろにNEWバージョンにする。どこからともなく取り出したNEWバージョンのデータを、EPROMに焼き込む。この日が来ることを想定して、事前に27C256は買っておいた*1。対象のROMは5つ。曲だけなら1コでいいけど、一応ね。ROMをセットして焼くだけの簡単なお仕事。まあ普通ROMライタなんて持ってないから特殊な感じがするけど、いざ手元にあるとCDを焼くのと印象的には同じだからな。

焼き上がったので、早速入れ替えて立ち上げてプレイ。
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「♪OPA OPA」と曲名表示が!NEWバージョンの証。5面もメロ有りの曲になった。これでNEWバージョンで遊べるよ、と。

*1 : ROMライタを買った理由は、ドラスピ、ファンタジーゾーン、ワルキューレのVer変更が主な目的だった。まあ他にも色々とごにょごにょしたりとかの実験とかやってみたかった、ってのもあるけど。

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