2011/11/02(水)G4U
まあなんつーかアイドルの写真を撮りまくれるソフト、ってだけの話。もはやゲームじゃないと思う。
で、何というか、ええ。これはお互いにわかっている人と一緒に至高の1枚を撮るためにあーだこーだ研究しながら遊ぶか、1人でひっそり悶々と、いやニヤニヤしながらやるもんだな。主に後者だが。
売りとしては撮った写真はPS3から外に持ち出せるので、煮るなり焼くなりしろと。これを町のDPE(要は写真屋)に出してプリントしたりとかしたらいいのではないでしょうか!的な売り文句もあって話題になったな。ネットプリントなら全然出せるけど、普通に町の写真屋に持って行くには生半可な気持ちではダメだ。一般人から受ける軽蔑の眼差しに耐えうる強靱な精神と、アイドルに対する果てしなき愛情が必要だ。
しかしカメラ、というか「写真」という目線で一応見てみると、なんか微妙。色々角度を変えられたりするけど操作性が良くない。絞りも変更しにくいし、今どうなっているのかもわかりづらい。それと根本的なところだが、写真が取れるフレームがわからないのが致命的。画面全体がフレームだということのようだが、サイズが1280x720なので16:9じゃんか。町の写真屋さんでプリントと言っておきながらこのサイズ設定はないわ。全然考えてない。却下レベル。一般的なTVやモニタである16:9で見られるように考慮するならそれもいいが、ちゃんと設定で写真的な出力ができるようにせめて3:2や4:3は準備しておくべき。フレーム枠表示も一緒にね。
専門的にするとわかりづらいだろうという意識があったんだと推測するが、だったらモードで分けて欲しかった。写真を撮るというコンセプトまではいいのに、まるで写真、カメラ的なものになっていないのが残念すぎ。
それと1本だけなら我慢も出来るけど、この先G4UはBD初回版同梱でVol.xと称していっぱい売るわけで、全てがこの仕様ってのはちょっと悲しくなる。変更すると混乱する人がいるだろうから、オプションやモードで切り替えられるようにして改善して欲しいなあ。無理だろうけど。