2012/08/08(水)カメラバッグ中敷き
まず、普通のバッグの底に敷いてあるプラスチックみたいな黒くて堅い板は、ポリエチレン(PE)らしい。帽子などにも使われるもので、軽量で丈夫、水に強く劣化しにくい。柔軟性と粘性がある程度あり、ハサミで切れるし曲げても折れないなど加工がしやすい。でこのポリエチレン板が手芸店で売っていたりするが、見に行ってみたら1.5mmと薄いのしか売ってなかった。次にDIYショップに行ったら3mm厚のが売っていたので1200x900とかでかいサイズで購入。これで1,000円しない。安い。
薄段ボールで型紙作ってサイズを決め、カット。フチは鉋かけて面落としし、角は丸くハサミでカットしてヤスリ掛け。底と手前(体側)に当たるようにL字に折ったのを1つ作り、もう1つ左右と底に当たるようにU字に折ったのを作る。これを底面で貼り合わせて底面を2倍厚にしつつ、側面を3面支える構造にした。それぞれの側面は独立して接着はしていない。本当は繋げた方が箱強度が上がるんだが、革製のため縫製部分が角に大きくあるので箱にしちゃうと収まりが悪い。なので縫製部分を避けるようにそれぞれの面を独立させ、カバンの中に箱が入っているという印象にならないようにした。
板そのままだが実用的にはとりあえず最低限これでOKかな。あとは見た目の関係で布を貼り合わせるとか何か考えた方が良いのかもしれないが、それは追って考えることにする。