2011/11/01(火)PS3キャプチャ

PC
アイマスの画面とか色々とキャプチャしてみたくて、色々実験。
PS3→(D端子)→XRGB3→(VGA)→VGA分配機→SC-500N1
という構成。分配機の片割れは、モニタに入力。

まずD端子ケーブルがAmazonの簡易包装のヘボケーブルなのだが、これがまた品質が悪い。というか、SDなら使えるかどうか知らんが少なくともPS3の1080i、720pなんかじゃ使えるシロモノじゃない。縞ノイズ出まくりで話にならない。ちょうど部品箱にフェライトコアが余っていたので、それを挟んでみたらだいぶ軽減されたが、Amazonレビューに書いてある通りだな。まあいいけど。
で、ノイズは減ったもののXRGB3を通すとどうしても画質は落ちるね。これはXRGB3のせいというより、アナログ出力自体が原因のように思える。PS3の出力は720pで、XRGB3の入力も準じている。出力はDot by Dotにして1280×768出力にした。したがって理論上は拡大縮小によるロスは無いはず。HDMIとの違いと言えば、PS3内部で1080pに伸長する際にきれいにアプコンされていること。これが以外と大きいのかもしれない。

一方、キャプチャだが、SC-500N1の入力はXRGB3のVGA出力をそのまま入力している。1280x768の入力で、不要部分を単純カット。なのでモニタで見るのと同じものをキャプチャは出来る。逆に言えば画面で見るちょっと残念な画質のままキャプチャされる。
例えば動画にして縮小するとか、そういう用途に使う分には充分だとは思うが、ソースの大きな画像の段階でシャープじゃないとか微妙に残念な画質だと、圧縮したとしてもきれいになるかどうか。試してはいないけど、残念画質のままじゃなかろうか。

そんなわけで、一応キャプチャ出来なくはないが、残念画質という結論に。でこのままではプレイする時もこの画質のままになってしまう。良い画質でプレイしたいので、とりあえずHDMIに戻すことにした。急にキャプチャしたくなっても出来ないので、当面キャプチャ自体を諦めざるを得ない。

最終的にはGameSwitchを手に入れるなりして、HDMIをキャプチャできる環境にしていきたいとは思うが、どうするかは未定。そもそも今のPCスペックだとキャプ自体も、エンコも、配信も非力すぎて厳しい。

2011/10/13(木)デニス・リッチー氏死去

PC
UNIXとC言語の開発者、デニス・リッチー氏が亡くなった。
所謂プログラム言語Cで言うK&RのRの人で、UNIXとC言語を作った人。知る人は知っているし、知らない人は全く知らない人だとは思うが、氏の功績はコンピューター業界としてはとてつもなく大きい。冥福をお祈りします。

俺は別にUNIX畑でもないし、C言語が超得意、というわけでもない。そもそもプログラマーですらないただの素人だ。
その昔、プログラム言語に最初に触れたのはBASICだった。友人が持っていたPC6601だったと思う。それからPC88とか色々触り、自分のPCとしてはX68000でそこでもBASICをいじって遊んでいた。その後17歳の時にX68k用にCコンパイラがあることを知り(発売を知ったのか、売ってるのを知ったのかは覚えていない)、未知のプログラムで素晴らしいことが出来るんだと思いバイトをして買ったのがC言語に触った最初だった。
元々C言語よりも、アセンブラを使いたかったような気もする。当時マシン語(まあハンドアセンブル)が普通に使われていた時代で、正直何なのかわからなかった。だからマニュアルもリファレンスも全部セットになっているものを買えばわかるかもしれないと思って買ったんだと思う。そしてそれは素晴らしかった。アセンブラ&Cコンパイラのセットは、X68kで必要なコールのほとんどと、リファレンスがしっかりあって何でも出来た。技術が無いので高度なことが出来なかったが、何でも出来る環境があるんだという感覚はあった。

夏休みで泊まり込みのバイトをしたのだが、本体とモニタを全部セットで旅館に持って行って設置した。1ヶ月間、昼はバイトして夜はプログラムを組んでいた。その時勉強の為に買った本が有名な「プログラミング言語C」だった。何でそれを買ったのは覚えてないが、基本中の基本としてこれを買え、みたいなのが雑誌で紹介されていたんだと思う。
その本は難解でサッパリわからなかった。結局途中で投げ出した。なのでいまだにC言語の基礎が全て理解できていない(苦笑)。適当に組む分には基本ステートメントさえあれば動くので、ポインタとかメモリ管理、構造体と共用体なんかの部分はほとんど理解していない。実際使わなくても動くものは作れたし。

んでそんな中途半端にしか見なかった本だが、ブライアン・カーニハン&デニス・リッチーでK&R著というのは鮮明に覚えている。それを覚えてどうにかなるものではないが、この人らが作った言語なんだ、というのはなんかすごい本なんだと思っていた。元々英語の著書を日本語訳した本であるというのも印象深かったのかもしれない*1

本は今も段ボールのどこかに保管している筈なので、そのうち探して書棚に並べておこうかな。プログラムはあまり作らないし、見ることもあまりないけど、俺の方向性に深く関わった本ではあるので、大事にしていきたい。

*1 : そういえば日本語訳が石田晴久氏だが数年前に亡くなったんだよね…。

2011/10/11(火)マジか…

PC
ホビレコード(HOBiRECORDS)の通販サイト、CLUB HOBiにおいて不正アクセスにより一部情報漏洩の可能性とのメールが来た。マジかよ。ホビレコードというと、あまりメジャーじゃないがPSすりーさんのCDの通販で利用していたところだ。
俺の個人情報は対象外との説明だが本当に大丈夫か。

そんで公式の説明が書いてあるが、まずだな、なんでテキストじゃなく画像なんだ?web運営者がバカなだけならいいけど、何かしらの意図があってそうしているのかと邪推してしまう。例えばコピペされにくいとか、キャッシュにされにくいとか。トップページにしかないのでなおのことキャッシュに残りにくいからな。

あとそもそもSQLインジェクションで漏洩とか今更何言ってんの?そんなの昔から何度も事件になってるセキュリティホールなのに対策してないとか意味わかんないんだけど。
それと、漏洩した情報が「氏名、住所、ID、パスワード、暗号化されたクレジットカード情報」となってる件。問題は『暗号化された』と書いてるのがクレジットカード情報のみである件。すなわちその他の情報は平文でした、ということか?住所氏名はともかく、パスワードが平文とか何なの?こういう設計する奴は滅んで欲しいわ。外部漏洩しなくてもDB自体にパスワードが平文保管されてる事実そのこと自体問題視すべきなのに、なんで平文保管するんだろう。
このサイトだけでなく、他のサイト、DBでもそういうところが多分にありそうな気がする。こういう基礎設計自体にセキュリティのリスクを抱えることを何で理解出来ないのかな。自分のクレジットカード、銀行キャッシュカードにマジックで暗証番号書く奴いねーだろ?盗まれたり落としたりしないなら書いてても問題ない筈なのに書かないだろ。盗まれたときに怖いから書かないんだろ。DBも同じだろうに。

なんつーかこの手の小さい通販サイトはマジでヤバい。リスクが高すぎる。高度なクラッキングによるものでなくて、単純なセキュリティホールを放置した結果漏れることがほとんどだ。利用するならそのリスク込みで使わないといけない。俺はサイト毎の種類(ショッピング、バンキング、など)や、規模なんかで色々IDやメアド、パスワードを使い分けてるので1つの漏洩から全部に影響することはないが、同一のID/PASSの人はたくさんいるんじゃないかなあ。
危険だから使わないのが一番だが、利便性のためにはやっぱり使っていきたい。サイト管理者側はもっと頑張って欲しい。

2011/10/10(月)スティーブ・ジョブズ

PC
先日、スティーブ・ジョブズ氏が亡くなったことで界隈が大騒ぎ。それはそれは大ニュースだし追悼の意を表するが、何か便乗商売がチラホラと見え隠れ。既に色々出始めているが、ここ1ヵ月くらいでさらにいっぱい出てくると思う。ただ纏めただけの本とか、映画とかに始まり、何とかキャンペーンとかいった便乗セールなんかも来るだろう。中には商売だけじゃないものもあるけど、ただの商売のための商材としか思ってないのもあるわけで、なんだかなーって思ったりする。

ところで、個人的にはAppleはあまり好きではない。いや機能やデザインなんかは秀逸だと思うし、商品としては素晴らしいと思ってる。他人が持つ分には全然否定しない。でも自分は持ちたくないという妙な感情。今でもiPodやiPad、iPhoneとか欲しいと思ってないし、たぶんこの先も同じだと思う。
何だろうな、Apple好きな人があまり好きでないというか。ライト層はいいんだけど、Apple信者と言われるタイプのマニア方面かな。特にiMac以降のAppleマニアみたいな奴らが嫌いなんだと思う。だから自分がそれと同じ感覚で見られるのが嫌だから持ちたくないという、一種の同族嫌悪に近い感じ。

昔の、Apple][とか、iMac前のMacintoshは良いんだよな。Macはカッコイイと思ってたし、今でもカッコイイと思っている。なんかよくわからないし説明しづらいんだが、iMac以降なんだよなあ。何なんだろう。

2011/10/09(日)【購入記録】

PC
ナナオの4:3モニタのパーソナルユース最高峰と言われたFlexScan L997を購入。中古だけど、使用時間4000h弱!
昨日、友人の地元のPCショップで中古を売っているのを発見したとの連絡があり速攻で代理購入を頼んだのが届いたワケです。感謝。

んで早速設置して繋いでみた。
まず設置に関して。現在、幅900mmのメタルラックにエルゴトロンのアームを生やしてDELL U2410を設置している。これがメインモニタ。サブは余ったスペースにナナオのS170をただ置いて使っていた。これの入替で置くわけだが、幅が900mmしかないので、そのままラックの幅に納めるのはそもそも無理。なのでアームを引っ張ってラックの外(手前)にモニタを持ってくるようにして、サブはラック内に置いてギリギリ見えるように設置するしかない。2台のモニタがまっすぐ並ぶのは無理なのでだいぶ角度を付けて並べた。いや斜めに座るならまっすぐ並べられるけど、そうするとスピーカーの位置が無理になるので、ここはモニタの角度で工夫して対処した。我慢とも言う。

一方接続に関しては、先日も書いたように俺の環境では接続上の問題があった。メインPCの出力がDVI-I+VGA、サブPCの出力がVGAのみという組み合わせなのだが、サブモニタのS170はDVI-IとVGAが各1しかない*1ため、メインPCのサブ出力のVGAを差すとサブPCのVGAをメインモニタ側にしか表示出来なくなってしまう。解決策は現状ではサブモニタをVGA×2の入力を持つモニタにするしかなかった*2
そしてこのL997は都合が良いことにDVI-I(A)×2という、アナログ/デジタルどちらでも2系統という仕様だったので、無事メインPCのサブ出力(VGA)と、サブPCの出力(VGA)の2本を入力することが出来るようになった。これでサブPCの画面を、サブモニタに映せるようになった。良かった良かった*3

肝心の画質等について。一応、ドット欠けチェッカーを通して調べてみたが、簡単な目視では発見できず。少なくとも常時点灯は無いと思う。バックライトも均一でムラも見られず良好。照度ダウンもないと思う。sRGBで表示させたが全く問題無い。明るすぎるので明るさを最低(0%)に落としたがそれでも明るい感じ。
写真を表示させてみたがとてもきれい。印刷物との調整はしてないけど、見る分には充分。後日、色々プリントに合うように調整してみようかと思う。多分sRGBで輝度の調整だけだと思うし。

他。今までサブがSXGAだったので、マルチモニタの繋がり部分、要は縦の解像度がメイン1200、サブ1024だったので1:1じゃなかった。上下どちらかに寄せなければならなかったので、マウスが引っかかってたりしていた。だが今度は1200で一緒なので、まるで違和感無く繋がって良い感じ。
それと、U2410のフレームとL997と色は違えど液晶パネル外側フレームの幅がほとんど同じで、筐体自体の高さもほとんど同じ。なので並べたときに違和感無く揃う。16:10と4:3のモニタが違和感がなく並ぶとはあまり意識していなかったところだったので、結果オーライではあるが素直に嬉しい部分だ。良くを言えば黒だったら揃って良かったのだが、それは出物の運だから欲の出し過ぎと言えよう。

いやあ、いい買い物をしたな。

*1 : 別に製品の問題でなく、ごく普通の仕様だとは思う

*2 : サブPCの出力をDVI-Iにすりゃいいじゃん、という意見は普通だと思うが、現状では無理。パラレル出力端子があって、Win98がインストール出来て(またはVMで動いて)、PCIが1つフリーで使えて、DVI-I出力を持っているMiniATXならいいけど、俺は見つけられなかった

*3 : これも過去に書いたけど、ワイドのメインモニタはPS3でゲームをする場合があるので、サブPCがメインモニタにしか映せないとPS3ゲーム中はサブPCを使えなくなってしまうので、サブPCはサブモニタに映せないと困るのだ

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