2012/09/14(金)TSUTAYAネットレンタル無料お試しの罠
で無料お試し中は新作が借りられないのは実際レンタルリストに入れると表示があるので理解できていたが、月額の定量8タイトルを超えた場合の旧作借り放題が使えない、ということを初めて知った。もはや会員登録ページは見られないので、どういう説明が書かれていたのか検証出来ないが、少なくとも個人情報を登録する前の説明ページには全く書かれていない。で、この次のページは会員情報の登録画面で、住所氏名メアドに加えクレジットカードの情報をいきなり登録させられる。この流れだと個人情報を登録せずに、「無料お試し中は旧作借り放題が出来ない」というその事実を知るのは難しい気がする。さすがTSUTAYA、クソっぷりがハンパないな。
そんなわけで、元々検証する予定だった「普通の生活をしていて月間何タイトル借りられるか」というのが空振りに終わった。郵便局の集配予定との関係もあるから1ヵ月は様子を見たかったんだが、結局8タイトル、郵便で言えば4往復で終了してしまった。ちなみに4往復で12日くらいかかったので、およそ1回往復するのに3日かかるみたい。余裕を見ると18タイトルを借りるのが限度、と思って置いた方がいいかもな。
しかし実質18タイトルしか借りれないくせに「借り放題」と言える根性がすごいな。近所のレンタル屋だと新作も100円だし、旧作で言えばゲオのほうがさらに安いし、1,980円で18本ってのは微妙。でもまあ近所に置いてないタイトルも借りられるのは魅力なので、1ヵ月だけ正規会員になって全力で借りるというのもアリかな。いずれにしても借りたいものを借りてしまったらあとは不要なので解約って方向にはなるんだが。
ところでDVDはコピーコントロールされているからレンタルもわかるけど、CDなんかはコピーし放題だし、今の時代誰もが必ずコピーすると思うんだよな。ISOでリッピングするかどうかはあれど、少なくとも圧縮音源にはするだろう。やってることは個々人でせっせとリッピングするだけで、レンタル屋はその片棒を担いでいる。そりゃCDは売れんわな。どうせコピーされるなら、いっそのことISOで有料ダウンロードさせてくれりゃいいのに。
ダウンロード販売はあるけどクソ高いんだよ。圧縮されているし。レンタル屋は全部潰して、レコード会社、ひいては著作権者にちゃんと金が回るように仕掛けを作って、最低でも44.1KHz/16bitの音源を安く提供しろってんだ。個人でネット上にupするのは今でも違法になってるんだし、対面レベルでカジュアルコピーされるのは今でも同じだし、ISOの有料ダウンロード(DRM無し)でネックになることなんて実質無いと思うんだよな。まあ、ジャケットを含めて1つの作品、という考えもあるから、ダウンロード販売のみという形態がアーティストにとって本意かという議論はあるかもしれない。