シンパーツへの取り組み

可動フィギュア

次の変体パーツは、ボディーと腰周りパーツです。

朱羅ブラックが、なんとかイメージした結果になってくれたお陰で、新しいパーツへと進むことが出来ます。

ただ、このパーツも取り組む前から色々と課題が満載ですw。

ボディーは、なるべく前後でのパーツ割をしたくないのですが、問題となるのが上下にあるダボ穴と呼ばれるボールジョイントの受け穴です。

前後にシリコンを割ると穴の部分が引っかかり、抜けないことはないと思うのですが型への負担が大きく量産性に向いていない型割りになってしまいます。

それを回避するには、ダボ穴のみのシリコンを別で仕立てる、中子という構造を使用する必要が出てきます。

自分用の複製であれば、数個分なので気にもしないのですが、安定して精度の高い複製をするには、この中子の型割が必要になってきます。

中子を使用する際には、数回に渡ってシリコンを流し入れ分割する方法が一般的かなと思います。

通常は、前後の2回の流し込みに対して最低でも3回以上の流し込みが必要な上、中子がズレたりシリコン同士が癒着してしまうと、分割する意味がなくなるため慎重さも要求されます。

中子のシステムは、それこそ始めた頃にやったきりやっていないので、どうなるのか。

これも1度では上手くいかないかも。。。