2005/01/04(火)ネット配信音楽

 もう去年の話だが、SMAPのX'mas特番「X'smap」の主題歌がインターネットと携帯向け(着うた)に有料配信(315円)された。うちでもカミさんが欲しいというのでネットからダウンロードしてみたが、著作権情報入りの(当たり前だが)WMAで、ビットレートが128kbpsだった。WMAは使いづらいので、ライン出力を入力にして録音、WAV化。ついでにmp3も作っておいた。
 と、言いたいのは有料で配信されている音楽が、ビットレートが128kbpsの圧縮音源だった、ということだ。今まで他の楽曲配信もそうだったのかもしれないが、あまりにもお粗末な音質じゃないかと。300円払ってこの音質かよと。プレスCD販売とのコスト差がどうなっているのか知らないが、ネットにしても携帯にしても回線コストはユーザ負担なのに、金を払って手に入るのは128kbps圧縮のデジタルファイルが1つだけ。これっぽっちで300円かと思うと腹が立つ。もしかしてJACRACに200円くらい払ってるとか?ユーザーは何も知らないと思ってナメてないか?価格も音質も、ネットならこんなもんだろうと思って納得するだろうっていう魂胆か?せめて256kbpsとか、重くてもでかくてもいい人向けに、44.1KHzステレオWAVデータも準備しろよ。

 これから先、CDからネット配信へとある程度シフトして行くことはいいと思うけど、こういうヘボい音質のデジタルデータが主流になってしまうのは許せんな。でも一個人がわめいたところでどうにもならないんだけどな。
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