2008年09月13日 旅その2 [長年日記]
_ 京都発奈良行き
前日0:30睡眠で起床6:30。朝ご飯を手早く食べて8:00過ぎの近鉄特急に乗り南下。目的地は奈良。そう今回の旅行の目的は奈良歴史の旅であります。集合場所京都は、金曜日仕事終了後に集まりやすいという理由だったわけですわ。近鉄特急で30分ほど走り、その後各停に乗り換えて着いた先は薬師寺、唐招提寺エリア。スタート地点です。
しかしながら天気は雨。傘を持ってこない不届きもの数名が途方に暮れていましたが何とか傘ゲットして、まずは唐招提寺へ。雨に煙る寺院もいいもんですなぁとかしかし雨がひどいとカメラの取り回しもめんどくさいですなぁとか思いながら見て回っている打ちに、あれよあれよと晴れ間が広がっていきます。雨男とぎりぎり雨男と晴れ男が同道した旅というのはこんなものなのでしょうか。特別展やらなにやらみて1時間半ほどで唐招提寺を後にします。
続いて薬師寺へ。境内は思ったほど広くはなかったですが、建物の壮麗さはさすが。朱色の塔、黒色の塔、そして本殿と堪能しました。この頃になると天気も青空。写真を撮ると気持ちいい青が出ます。ただ困ったことに雨が降った後の晴れ間なので湿気がだんだんと益していくこと。汗がじっとりではなく噴き出してくるんですよね。これ意外に疲労度が増すんですわ（笑）
_ 次の目的地へ
薬師寺を後にして電車で二駅。そこでレンタルサイクルを借りて向かった先は平城京跡地。これがまたでかいわけです。今回見て回ったのは平城宮跡地、つまり平城京の中でも朝廷のあった宮城跡地だけなのですがそこでも徒歩で移動するには非常に辛い距離。自転車で回ってるおかげですいーっと走りましたけど。「昔の人たちはどうやってこんな広いところを移動してたんだろうなぁ」「徒歩だろ徒歩。あと牛車とか馬車とか」「ちょっと買い物にいきまーすって2時間とかざらじゃね？」とか話ながらチャリ漕いでいました。写真は現在復元工事中の第一次太極殿を反対側から望んだときと、逆に太極殿側からこちらは一足先に復元の完了した朱雀門を望んだところです。広いっ！
_ まだまだ続くよ
駅前に戻り、ショッピングモールですこし遅い昼食を食べてから、今度は奈良駅へ移動。旅館に荷物を預かってもらった後、奈良公園を抜けて東大寺へ。……公園内で若干鹿に捕捉……もとい、足を止められてしまったけどまあ問題なし。
東大寺はでかい。よくこんなクラスの建物を木造建築でつくるわなぁ。巨木の調達からなにから大変だろうに。あとこれだけでかいとそりゃ落雷がおちることもあるわ。というかほんとでかすぎ。あとでかさに比例してか観光客の人数も半端でない。人混みに若干負け気味。大仏の巨大さを実感した後、ちょっと外に出て一休み。だんだん足が言うこと聞かなくなってきたなぁ。
_ あと一息
その後東大寺裏のほうにある正倉院まで歩いていくものの、ここ一般公開していないので柵の隙間から建物を見るにとどまる。歩き続けてさらに、戒壇院で四天王の彫刻を拝観。いや像はすばらしいできだったし見に行ってよかったとは思うのだけど、これで500円は高いのでは……。東大寺の盛況ぶりに比べて戒壇院の人気はほとんどないに等しい感じだったし。思い出したようにぽろり、ぽろりと人が来る感じ？
旅館への帰り道、興福寺の建物をみて写真にぱちり。汗だくだしへろへろだけど充実した一日でした。というか密度が濃すぎ。
_ 夕食とその後
堪能。いやぁ食い物がうまい。一日動き回ったせいもあるけど、食べるものも飲む酒もどれもうまい。苦しくなるくらい満腹になった後、一休みしてから外へ。ライトアップされたお寺を見るため。。。とはいえ、展望風呂の予約時間の都合から興福寺のみ見に行ったのだけどね。いやぁ、夜は夜でまた趣が違ってよい。
_ 宴会宴会
旅館に戻ってから酒飲みながらだらだらしゃべる。大学時代の同期なのでまあ話すネタには困らん。ただ疲労と酒のせいで、最初に自分がダウン。23:40位に布団に倒れるように転がり落ちる。後で聞いたら最後に就寝したのはまあいろいろあって1:30くらいだとか。すげぇ。