昨日の夜に0:30過ぎ帰宅、その後突貫で荷物の準備をする。寝たのは2:30。そして起床6:00。あー無茶な予定組んだなぁと思いながら、朝8:00過ぎの新幹線で西進。あ、ちなみに今日はお休みね。
向かった先は京都駅。10:30過ぎ到着で、それまで新幹線内で熟睡。やっぱり眠かったですから(笑) 到着後、まずコインロッカーに荷物をぶち込む。そのあと京都市営バス一日券を購入して、地下鉄で市外北部へ。最初に訪れたのは大徳寺。今までの京都観光(といっても数えるほどだけど)では、清水寺とか京都博物館とか駅近くしか回ってなかったので思い切って北へ上ることにしたわけで。
大徳寺は境内拝観自由で、個別に寺院を見る場合に拝観料が必要とのこと。まずはざーっと見て回れるところと言うことで選んだので、特にどこを見るというわけではなくそのまま抜けて今宮神社へ。こちらも建物を見て拝んだあと、参道にあるあぶり餅のお店であぶり餅を食べる。白味噌で作ったたれが美味しいので、一人前たちまち食べてしまう。この日の天気はちょっと暑かったのだけど、建物の中を抜ける風の気持ちいいこと。扇風機と蚊取り線香の匂いとあいまって、ちょっと昔の日本、というイメージがものすごく思い出される。ああ自分家も何十年か前はこんなだったよなぁ。クーラーもなかったし。気持ちいいなぁ、とぼんやりしてみた。
続いてバスを乗り継いで金閣寺へ。京都北側に上ると大きな目的地は金閣寺銀閣寺のどちらかになると思われるが、両方行くのは移動時間に大きな無駄がでてしまう。そのためどっちか一方にしようと思って選んだのは金閣寺側。はじめて実物と対面ですよ。金色は艶やかな反面けばけばしい印象を受けそうだけど、金閣寺の金色はいい具合に景色に映えているように思える。観光名所なだけにやはり人が多いのはしょうがないところ。落ち着いてみたかったなぁ、と言う気持ちは多分にある。外人、特に西洋系にはこの手の建物はうけがいいらしく、茶室の前で記念撮影をする人々も。写真撮影を頼んでいた外人のおばちゃんが、撮ってあげていた日本人のおねーちゃんとその後会話しながら歩いていく後ろを着いていって聞こえた会話では、たどたどしいながらもフレンドリーに話していた。なんとなくほほえましい様子。
さらに金閣寺のあと、バスで竜安寺に向かう。竜安寺では石庭の前に境内にある池を見てみる。蓮?が一面草色。花はほとんど咲いていない様子だけど、静けさという意味で人気がないぶんこれのほうがいい。そう思ってしばらく佇んでいると、修学旅行の列からはぐれたっぽい小学生二人組が後ろを歩いていった。その後外人カップル二人組がさらに後ろを歩いていく。ぼーっとしたあとそちらに向かっていくと、外人二人組が、その小学生に「写真撮ってくれないかな」と頼んでいるけど、小学生二人組、恥ずかしがってか英語わからなくてか無言のまま後ずさり(笑)外人困って苦笑い。しょうがないので「あー僕撮ってあげるから」と言ってみる。外人はにっこり笑ってカメラを差し出す一方、小学生二人組は安堵した表情で、ただ何にも言わずその場を駆けていく。いや恥ずかしいのは分かるけどそんな引っ込み思案にならなくても、カメラ差し出されてるんだから意味はなんとなくわかるだろーに。金閣寺でのおねーちゃんくらいには将来なってあげてね(笑)
竜安寺の石庭に入ってみる。ちょうどその小学生たちのグループが出て行くところだったので、落ち着いて見ることが出来た。それなりに人はいるのだけど、縁側に座ってぼーっと庭を見てみる。10分ほど無心で過ごす。和むなぁ。
その後、北側の林を望む縁側に座って扇子をあおぎながら涼んでさらに和んでみる。いやぁここいいわぁ〜。
竜安寺を出た後は歩いて仁和寺へ。この頃になるとずいぶん疲労も蓄積してくる。歩いていると汗がだらだら出てくる。お茶や水を飲んでもまあ疲れは取れないわなぁ。
仁和寺の桜は有名だけど季節は9月。そんなもん咲き誇ってるわけもない。でもまあ、御殿の縁側に座ってぼんやりと庭を眺めていると不思議と落ち着くわけではある。歩いているときが一番疲れる(笑)
とりあえずこの日の目的となっていた場所はすべて見終わったのと、そろそろ明日以降の旅程に参加するメンバーが集まり始める頃になる。体力を使い切ると明日以降に影響があるので今日は終了。仁和寺前からバスで京都駅に戻り、遅い昼食をとる。ホテルにチェックインし、到着した旨連絡を入れる。そして気づいたらうたた寝していた(笑) よっぽど疲れたのか自分。
夜になって仲間が集まり出す。自分と同じように休暇を取って大阪まで行って帰ってきたやつや、仕事終了後新幹線に飛び乗ってきた奴など総勢4名の旅に。夕飯食べて酒飲んで前夜祭。そして明日から本番が始まる。
つまりまあ旅その1はあくまで前段なわけですわ。わははは。