時をかける少女、見てきました。そういえば今年最初に見た映画かもしれません。
去年の後半もほとんど映画を見られていないので、1年ぶりくらいでしょうか。
内容は、まさに私のストライクゾーンです。これはすごくよい。見るべきです。ていうか見れ。
東京都内でたった1館でしかやってないというので嫌な予感はしていたのだけど、映画館に行ってみるとすでにその回は立ち見になっており、次回整理券をもらわなければいけないほどのようす。一緒に行ったなりやんとかはそこまでではないと思っていたらしいけど。いやーなんとなくそんな予感はしていたんだけどね。だから他の面子にも遅れないで来てくれと言っていたのに。
時間を少しずらして次回にして、座ってみることにしてはじまりました。
えーっと、こういう青春もののなんというか転がるような切ない感覚ってものすごく大好きです。恋愛関係なしにつるんでいる男女三人が、徐々に、そして最後の方には明らかに恋というものを意識した行動をとりつつ、しかしそこの間に時をかける能力がからみあってくる。最初はどういう風に描かれていくんだろうなぁと言う複線を張りつつ回収しつつまたはりつつ、と、最後に向かって収束していく際に、そこでその複線を使うかぁ! とうなってしまうところもあり。いや、これが都内たった1館でしかないなんていうのが本当に惜しい。心から惜しい。
最後の10分ほどがなんとも言えず、食い入るように見つめてしまいました。
監督の細田守はなりやんが前からずーっと絶賛していたのだけど、なるほど、と思いますよ。うん。
ちなみに出てくる電車は京成電鉄がベースですね。上野行きの電車だったり色が白に赤青の線たったりしますし。ただ快速電車の大和田行きはなかったようなきがするので、その部分は手を入れているようですが。なので東東京の下町ですなぁ。舞台は。
そんでもって5段階評価、+4.9。DVD出たら買う。まず間違いなく買う。というか、早く出て欲しいわ。