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聖グレゴリオの家
「アサヒ生ビール」のフリーペーパー全24ページをPDF化してありますので、見てみたいというかたは、下記のリンクからダウンロードしてください。解凍用のパスワードは wall です。 asahi_live_summer1982.rar (約14MB)
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●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● Jul 18, 2010● 豚の前に、真珠を投げてはなりません。Give not that which is holy unto the dogs, neither cast ye your pearls before swine, lest they trample them under their feet, and turn again and rend you.(マタイの福音書7章6節より) 二週間ほど前(4日の日曜)のことですが、東京は東久留米の聖グレゴリオの家に行って参りました。この聖グレゴリオの家は、第6回日本建築家協会25年賞(JIA25年賞)を受賞しており、見るだけでも価値のある教会ですが、そんな旅行気分だけでは重い腰は上がりません。では結婚式か、というわけでもなく、ミサに参加するほどの信心深さもありません。 じつは私のパートナーから、仕事絡みでグレゴリアン・チャント(グレゴリオ聖歌)のレコーディングがあるので現場に行くという話を聞き、ちょっと興味を引いたのでした。それだけでしたら、片尻が持ち上がる程度ですが、アレンジャーが井上鑑氏と聞いてはじっとしているわけにはいきません。相方は当然仕事、といってもプロジェクトに関わっているため、プランナーもデザイナーもコピーライターも、何かするわけでもなく、ただ様子を見守る義務があるからそこにいた、わけですが、こちらは正真正銘のおじゃま虫で見学させていただきました。 さて、グレゴリアン・チャントといいましても、数多くの歌があるようでして、今回は、映画「ブラザー・サン、シスター・ムーン」の主題曲にもなり、英語版ではドノバンの歌でも知られる曲の元歌です。グレゴリアン・チャントそのものはユニゾンで歌われますので、アレンジの必要はないのですが、今回のプロジェクトでは、ある女声ボーカリストがソロで歌うパートを用意したため、アカペラによる伴奏のアレンジが必要になったということみたいです。宗教音楽とは縁遠いと思われる井上氏ですが、このプロジェクトは、この曲を手始めに現代ポップスも取り上げていく様子なので、それを踏まえての起用だと想像します。
リハーサルは午後の4時ごろ(私たちは5時過ぎ到着)から始まった模様で、その様子は邪魔にならないようフラッシュを焚かずデジカメで数枚撮らせていただきました。指揮をされた宗教音楽研究家の橋本周子(ちかこ)先生と休憩時にちょっとだけお話しましたところ、ハーモニーと違い、わずかなズレでも誤魔化しがきかないのがユニゾンの難しいところだとおっしゃっていました。もっとも、NGが出ても、こちとら素人ですからね、気が付くわけもなく、美しい響きに癒されぱなしでしたけど。収録が終わったのは夜の9時を回っていました。 このグレゴリアン・チャントですが、肝心のお膝元では受け継ごうという声楽家が少なく、このままでは絶滅してしまう音楽(今日の音楽という言葉の意味からすると音楽といえるものではならしい。仏教でいうところのお経のようなものかしら?ちなみに、家は門徒なのですが、法事の時に「正信偈(しょうしんげ)」を唱和させられます)だそうで、橋本先生がここアジアの片隅の「聖グレゴリオの家」を拠点に孤軍奮闘しているといっても過言でもない状況だそうです。 嗚呼、心が洗われたのも束の間、俗なる欲望にまみれてしまうこの悲しさよ。というわけで、今回の最大のお土産は井上鑑氏のサインです。色紙とか、ノートとか、あるいはアルバムにしてもらうなんて野暮なことはしていません。以前ご紹介したことのある「アサヒ生ビール」のフリーペーパーを持参していったのですね。ご覧のように見開きで大滝さんと井上さんとの対談が載っているのです。1982年もののヴィンテージですよ。 このフリーペーパーを手にしたご当人は、何これ、見たこともないし、あることも知らなかったと驚いておられ、しばし思い出すように沈黙した後、大磯で取材を受けたことがあったが、たぶんその時のものだろう、とおっしゃっておりました。というわけで、快くサインをしていただきましたが、後でPDFにして送ってほしい、と逆に頼まれた次第です。「あー、サインする前にほしかったなぁ」と残念がってもおられましたが。 ほんでもって、大滝さんのサインが揃ったらヤフオクに出します。 |
スペクターが新しく設立したレコード会社のロゴタイプでしょうか? |
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● Jul 03, 2010● リトル・シンフォニー、ビッグ・サウンド ここ最近、何かと大嶽親方に向けられる視線が他人事ではなく、当サイトのほったらかし状態への責め苦のように感じられる今日このごろです。一週間のご無沙汰ならぬ、一年のご無沙汰でございました。
スペクター夫人、CDデビュー 英国ロック・グループ、スターセイラーのプロデュース途中降板から7年、ラモーンズまで遡ると30年ぶりになる、殺人犯(容疑)スペクター御大の制作したアルバムがリリースされました。歌っているレイチェル(レイシェル?ラシェル?)は2006年9月に結婚した四度目か五度目の奥さんで、女優でモデルで御歳30でブロンド嬢。亡くなったラナ・クラークソンにな〜んとなく似ていなくもない。
事業仕分け 正月明け早々に取り掛かった仕事が、このジャンボ宝くじの袋のイラスト。連番10枚用とバラ10枚用で、4回分、計8点を一度に製作するというものです。それぞれにコラムがあり、連番では宝くじにまつわるトリビアを。そして、バラでは、宝くじの収益はこんなにお役に立ってます的なコラムが載っており、それを踏まえて、連番用とバラ用のふたつのスタイルで描き分けて、という依頼でした。 さて、先般の事業仕分けで、収益のすべてがお役に立ってるわけではなく、お役に立ってない不純なお金の存在が追及されました。私のギャラも当然収益金の中から捻出されていたわけですが、有益なお金であることを願うばかりの今日このごろです。 |
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● | THE WALL OF HOUND | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
このサイト名の由来は、もちろんフィル・スペクターが創造したWALL OF SOUNDの語呂合わせです。 HOUNDには、マニアという意味もあるようですが、特に深い意図はありません。また、ぼくは吠えたりもしません。このサイトでは、そのフィル・スペクターの再認識と知名度の向上を第2の目的としたものです。(文責:大嶽好徳) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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● | で、第1の目的はといいますと、ぼくの本業であるイラストを紹介することです。 プロフィール代わりに、どうぞご覧になってください。 |
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● | Links2/27/2001 更新 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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