人は恐れた・・・・。

       神が存在する事実を。

       神の力を。

      人が生まれし時から持つ罪を

        人が生きること−他を犠牲にすること−罪−原罪

    そして罰
 
     罰を恐れた人は・・・・



神話を創りし者
myth of children

第壱話 『逃げる』という事、『生きる』という事
B part




「アスカ・・・今日も口きいてくれなかったわね・・・・」
    
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 口を開いてくれないのはこっちも同じか・・・・
シンジ君、壱拾七使徒の件以来、何も喋ってくれないわね・・・・
生きている事が唯一の救いか・・・だけど、もしアスカが治ったらどうなる
のかしら・・・。

  二ヶ月前
「日向君、ちょっち頼みがあるの」 「何ですか」 「私、先かえっていいかしら?」 「シンジ君・・・ですか?」 「ええ・・今一人にしておいたら危ない感じがするのよ・・・」 「いいですよ、どうせ事後処理だけですし、もう今日の分はほとんど終わりで すから」 「わるいわねん、じゃおっさきー」 わざと明るく言って発令所を出たミサトは、地下駐車場に置いてあったルノ ーに乗ると、キーをひねり普段の速度をゆうに超すスピードで自宅へと向か った。 「シンジちゃーん、たっだいまー、帰ったわよー」 「いないのー? シンジくーん」 ジャァーーー どこかで水の溢れている音がする いつものミサトならここで異変に気づいていたはずだった。 シンジが料理を食べてからお風呂に入ることに しかし今のミサトは違った 「何だお風呂か・・・」 ミサトは誰に言うでもなくそう呟いて自室へ下がった。 「・・・・・・っ?」 「私・・寝ちゃったのか・・・」 無理もなかった。アスカの失踪、使徒殲滅後の事後処理、すべてがミサトを 疲れさせていた。 そして、なによりミサトに疲労を感じさせたのは、一人の男の死亡報告だった。 珍しくネルフ総司令・碇ゲンドウに呼び出された日・・・・ 「葛城君、加地君が死亡した・・・」 冬月副司令が、重い口調でいった。 「以上だ、下がっていい」 ショックの隠し切れないミサトに、ゲンドウが感情の込めない声で退室を促 した。 「分かりました、失礼します」 それしか言えない、自分が悔しくてしょうがなかった。 司令室にいる時、部屋を出た時、家に帰った時、涙は出なかった。出せなか った。泣いてしまうと昔の恋人の死を、今でも思っている人の死を認めて しまいそうで。 それは一つの逃げだった。ミサトには分かっていた。 だが、信じる事が出来なかった。 強がる事で逃げ出す。 だがミサトにはそれしか出来なかったのである。 「もう6時か・・・」 ミサトが完全に目を覚ますと、時計は夕飯の時間を指している。 そしてすぐにミサトは何かが違う事に気がついた。 おかしい、この時間ならシンジ君の料理のいい匂いがしているはず。 それなのに今日はリビングに人がいる気配もしない。 ミサトはすぐに自分の部屋を出て、リビングに向かう。 いない。 キッチンの方も見てみる。 こっちにもいない。 そしてまだシャワーの音がしているのに気づいた。 シンジがあまりお風呂が好きでない事をミサトも知っている。シャワーにしてもそう だ。 (まさか、まさか、まさか、まさか、まさか、まさか、まさか、まさか・・・) いやな予感が頭を駆け巡る。 そしてお風呂場に着くと躊躇もせずにドアを開ける。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「・・・・・・・・・・・・シ・ンジ・く・・ん・?」 そこにはミサトが一番想像したくなかった『もの』があった。 衣服を着たままLCLのようなものがたまったバスタブの中でずぶぬれになっている 『もの』。 髪を額に張り付かせて身動きしない『もの』 そして・・・ そして・・・・・・ バスタブに浸かっている彼の細く白い華奢な腕、その先にある 肉体の一部。 そこから現われる赤から橙、透明へのグラデーション。 そこにはミサトが一番想像したくなかった『もの』 手首から血を流し続ける彼女の同居人・碇シンジが ただ目を瞑って自分の血に浸っていた。

超不好評、勝手な偽解説 A・D「シンジ君の自殺未遂書きたかったんですよ、やはりこの駄文を書くに はこれを書かなきゃとおもって・・・・」 アスカ「何言ってるのよ!!アンタはさっさとシンジの愛によって復活する アタシとシンジのラブコメを書いてりゃいいのよ!!」 A・D「でもこのSSってずぅえったい HAPPY END にはならないですよ?」 「たとえラブコメになったとしても。」 アスカ「なんでよ?」 A・D「つまらなくなるから・・・・・」 パン、パン、ドカ、グシャ アスカ「なんていったのかな、アタシよく聞こえなかったなぁ?」 A・D「いや、HAPPY-END もいいかもしれません・・・」 ガン、 バキ ブシュゥ アスカ「も・う・一・度・聞・い・て・あ・げ・る・わ・よ」ヒクヒク A・D「いえ、必ずアスカ様とシンジ君のHAPPYでLOVEなSSにしてみせます」 アスカ「別に無理しなくていいわよ?」 A・D「あっじゃあ・・・・」 アスカ(ギロ) A・D「何でもないですでも読者(神様)の方々の意見では圧倒的にシンジ×レイで すよ?」 「その次に多いのがなんとシンジ×カヲルで、3位は・・・」 アスカ「何でアタシ×シンジが3位なのよ?」 A・D「いや、そうじゃなくて・・・」 アスカ「はっきり言いなさいよ」 A・D「怒りません?」 アスカ「怒らないわよ!」 A・D「(もう怒ってるくせに)3位はなんと、アスカ×カヲルで・・・」 バゴン A・D「な、 金属バットで殴ることはないじゃないですか?」 アスカ「何でアタシとあのナルシスホモなわけ?常識考えなさいよ、アンタ いかれてるんじゃないの?」 A・D「いや、これはmythという駄文まで読んでくれる奇特な方々のまたそ の中で極一部のメールを出してくれる方の意見なわけで・・・」 アスカ「そんな、そんな、そんな・・・・もう誰も見てくれないのね」 ・! アスカ「何で空は青いの?」 A・D「えっ」 アスカ「海も青い」 A・D「あのーーー」 アスカ「あはあははっあはあはははっはあはははっははっははっはあははは」 A・D「ヤバイ!完璧に壊れた。だ、誰かここに応援を送って上げてください」 「でも本当にアスカ×シンジ少ないです。ミサト×トウジが2票も来て るのに・・・誰かA×Bに一票だけで良いので出してくれません?」


管理人(その他)のコメント

アスカ「こ・ぉ・らぁああああああ!! シンジが死んじゃうじゃないの!!」

カヲル「シンジ君を瀕死にするなんて、ひどい、ひどいですよ!!」

アスカ「・・・・って、めずらしく意見が一致するわね」

カヲル「そりゃもう、シンジ君のことだからね」

アスカ「たしかに、アタシが今回出てきていないとか、加持さんが死んでいるとか、色々言いたいことがあっても今回は我慢するわ。だからこれだけは言っておくわよ。・・・・シンジが死んだら、このぺえじを破壊してやるわよ」

カヲル「・・・此のぺえじを破壊することはあんまり関係がないようだけど・・・・と、とにかく、アスカ君、この件に関しては意見があいそうだね」

アスカ「確かにね」

レイ 「・・・・アスカ×カヲル・・・・ぼそっ」

アスカ「な、な、なっ!!!」

カヲル「あ、綾波レイ! なんというぶっそうなことを・・・あ」

アスカ「物騒で悪かったわね! アンタなんて、アンタなんてこっちからおことわりよ!!!!!!」

 めきょっ!!

レイ 「・・・・めり込んだわね・・・・拳・・・・」

カヲル「・・・・・・・・・・・・・くるくるくるっ・・・ばたっ」

アスカ「はーっはーっはーっ」


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