太古の昔、天地創造の時代、神は人を創り、天に住まわせた。
人はその好奇心により、禁断の果実を口にし、天を、楽園を追われた。
地へと追いやられた人は、仲間を増やし、神を忘れ、愛や憎しみ、怒りや悲しみ、相 反する感情−−心を持った。
そして人は人を愛し、それゆえに傷つき、壊れ、そして人を恨み、罪を犯しはじめた。
神はその完全さゆえに人の心を理解する事は出来ずにいた。

そして、やがて神はひとつの決断に達した。

人は完全ではない生物と判断し、すべてを無に戻そうとした。
すべての人の消滅、滅亡、そして再生を・・・






神話を作り者
myth of children 1章

第壱話 『逃げる』という事、『生きる』と いう事
A part



病院の一室で一人の少年が横たわった少女に話し掛けている。

「アスカ、今日も洞木さんから電話があったよ・・・」

「心配してたよ・・・アスカの事。」

アスカと呼ばれている少女は話が聞こえていないのか何も反応しない。

それでも少年はその少女に優しく話し掛けている。

「『今日は何か変化あった?これを試してみたら?あれはやってみたの?』って」< !---あれ?キスね?早くしなさいよ!!--->

「『私も2週間後にはそっちに行けると思うからそれまでよろしくね』って」

「アスカの事は詳しく教えてないんだ・・・」

「本当の事を教えたらアスカが傷つくんじゃないかなって思ってね。」

「教えた方がいいかい?」

「それとも・・・。」

「どうしたらいい?」


少年は少しの間話し掛けるのを止め、返事を待った・・・が、答えは返ってこなかっ た。



「・・・・答えてくれないんだね・・・。」


少年は少し悲しそうな顔をしながらそう言った。



『そんな事ぐらい自分で考えなさいよ!!』『だからあんたは優・柔・不・断って言 われるのよ』
『アスカだけだろ!そんなこというのは!』

『私に“逆らおう”って言うの!バカシンジのくせに!』


少年はそんな少し昔のやり取りを思い出していた。


「昔はよくほっぺを叩かれたね。」

ドアの方でずっと二人を見ていた女性が声をかける。

「もうそんな時間ですか?ミサトさん。」

「ええ。」

「もう少し居ちゃ駄目ですか?」

「残念だけど・・・」

ミサトと呼ばれた女性は悲しそうにそう答えた。

「分かりました。」

そう答えて刺激を与えないようにゆっくり立ち上がると、振り返り少女を見て聞いた 。

「また明日来ていいかい、アスカ?」

少年の優しい問いにも返事は返ってこない。

「また明日来るよ・・・。」

そう言って振り返り部屋から二人の人が消え、一人の少女が残された。


いつもと変わらない会話と静寂、いや沈黙といった方が正解かもしれない。


少年のかすかな希望が毎日壊される事が続いてから二ヶ月。
しかし、一人の少女の心を除いて時間が止まる事はなかった。

そして、かつて神になろうとした者達の欲望も・・・


(またシンジが来てる・・・)




(またアタシを笑いに来てる・・・)




(いやな奴・・・)






(いやな奴)








(何か話し掛けてる・・・)


(洞木さん・・・?)

(ヒカリの事か・・・)


(・・・心配してる?)
(ハン!クラスの委員長としてね!)


(誰もアタシの気持ちなんか分からないわよ・・・)





(・・・教えてない?どうすればいいか?)


(教えてやりなさいよ!惨めなアタシを!)


(みんなで笑いなさいよ!)




(・・・叩いた?)

(意味・・・?)

(意味なんかあるわけないじゃない)

(あんたが嫌いだからよ)
br>
(一人で分かった気になってるんじゃないわよ)

(バカ・・・)









(・・・面会時間?)


(そっか、ここ病院だったわね・・・)







(帰るのか・・・)



(ここに居る? 居てくれる・・・?)



(そうよ、帰りなさいよ!)






(あんたなんか嫌いなんだから・・・・)







(また明日来る? ・・・来てくれる?)






(ハン!アタシが死ぬ前に惨めな姿を見ておきたいのね)


(好きにしなさいよ)




(もう、いいわよ・・・アタシはどうなっても・・・)







(アタシは死ぬんだから・・・・・・)








(そうよ、アタシは死ぬのよ・・・)






    不好評に続いて偽解説第二回!!


ブッ 殺す ブッ 殺す ブッ 殺す ブッ 殺す ブッ 殺す・・・

レイ?「どうして怒っているの・・・?」
アスカ「どこが怒ってるって言うのよ?(ブチッ) 」
レイ?「(丸山さんのコメントではどこでも)怒っているわ・・・さっきから"ブッ
      殺す"って呟いてる・・・せっかく出してくれたのに嬉しくないの」
アスカ「うるさい!!アタシはこの馬鹿作者のあまりのセンスの無さにあきれて
        いるだけよ!!」
レイ?「何が?」
アスカ「アタシが出るのは当然じゃない!ナ・ン・デ・今更病院送りにするの
        かがわからないのよ!!」
レイ?「本当の事じゃない・・・(クスッ)」
アスカ「あ、あれは・・・・・え、演技、そう演技よ」
レイ?「何故演技をする必要があるの?」
アスカ「え、えーと・・・・」
レイ?「まあ、いいわ」
アスカ「?」
レイ?「それにこの作者は十分に優しいわよ・・・」
アスカ「??」
レイ?「映画を見てから、あなたの極少数のファンと碇君の多数のファンのた
        めにかなり頭を悩ませていたわ・・・。」
アスカ「えっ、だ、だってあれはシンジがアタシを見て勝手に・・・けどそれ
      見てアタシ嬉しかったし・・・だけどああいう事はちゃんと・・・って
      何でアンタが作者の悩みなんて知っているのよ?」
レイ?「・・・・」
アスカ「それにアンタあの馬鹿(作者)の事やけに庇ってるし・・・それに作者
        はどこ行ったのよ??」
レイ?「・・・・」
アスカ「何とか言ったらどうなのよ?」
レイ?「・・・・・・プログラムにバグが発生しました。言
      語、及び帰還プログラムが正常に作動しません」
アスカ「こ、これは汎用命令遂行型人形アヤナミ#32314・・・こ、こん
      な高級な物使ってまでもアタシを納得させようとは・・・・・・愚か
      な」


遠く離れたマンションの一室 a・d「ヤバイ、ばれた・・・・しかもまとまってない・・・」 a・d「才能無いんだ・・・僕はいらない子なんだ」 ???「シンジの真似なんかしても容赦しないわよ!!」(???は作者の優しさ のために修正しました) a・d「いつのまに・・・まあいい、よく来たね???君。」 ???「何余裕ぶってるのよ?(急に喋り方変えたわねこいつ・・)」 a・d「これを見てみたまえ???君」 ???「これは・・・」 a・d「そう、見てのとおり、プロローグ1でやった『この先もしラブコメに したらシンジ君と誰にしたい?』アンケートの中間結果さ」 a・d「そして第一位がシンジΧレイ、第二位が君じゃなくて渚カヲルなのだ よ」 「ど、どうして?大体アタシの知らないがアタ シより上なのよ」 a・d「理由は簡単さ、君の投票はまだもらってないからね」 ???「そ、そんな・・・」 a・d「事実だよ。まあ一作品ぐらい君以外がシンジ君と結ばれてもいいんじ ゃないかい?」 アスカ「そんなもの認めないわよ!!この世の中の恋愛小説はE・V・A・の文 字がつく限りシンジとアタシなのよ。」 a・d「そう言うと思っていたよ、なら、今君が僕を意識不明にするのなら、 この結果のシナリオのまま送る事になる事は分かるね・・・ しかし、もし、君が・・・」 アスカ(あっやべ)「すべて言わなくてもわかったわ・」 a・d「君の頭がよくて助かるよ」 ???「馬鹿シンジΧアタシが一位になった時に締め切り募集、それでアンタ を消せばいいのよ」 a・d「いや、そうじゃなくて・・・」 ???「わかったわね、このくだらない後書きを長々と呼んでいる暇なアンタ 達、暇だったらさっさとシンジΧアタシに一票ってここに送るのよ!! ほかの奴のは認めないわ!!!」





まとまってない・・・・(T_T;)


他の人とのもまだまだ受け付けています。一人につき20人ぐらいを超えたら番 外編としてAΧB(もちろんA,B二人とも男、または女でもかまいません*[例]// Χ//)の短編を作る事も考えています。(原則として一人一票にして)

よろしく!!!! (このページのソースではいっちゃったアスカを見れます)


armchair detectiveさんへのメールはdetective@ro.bekkoame.or.jpまで♪   


管理人(その他)のコメント

アスカ「こ、こ、このアタシはなによ!!(怒)」

カヲル「うん? 病室で愚痴たれる君なんて、いつものことじゃないか」

アスカ「じょーだんじゃないわよ!! アタシが言ってるのはこの作者が書いているいっちゃった・・・・のことよ!!」

カヲル「ああ、そのことか。確かにあれはなかなか面白かったね」

アスカ「なにがおもしろいよ! あたしにとっては大恥! あんな心にもない台詞を書かれて!!」」

カヲル「ふっ」

アスカ「な、なによ・・・・」

カヲル「ウソをつくのはよくないねえ(にやり)」

アスカ「な、な、な、ななな・・・・・あたしはそんな・・・・(汗)」

カヲル「なんかここのコメント・・・1話ごとにどちらかが沈黙しているな・・・・(^^;」


続きを読む
前に戻る
上のぺえじへ