NERV潜水艦内 ミサトとリツコは新型MS「アダム」の受取について話していた。 「それでリツコ、どこにその子を取りに行けばいいの?」 「現在は調整のために地中海にある第四支部にあるわ。早いとこ運び出しなさい。」 「どうしてよ。微調整とかそこでするんじゃないの?」 「忘れたのミサト?エヴァはヨーロッパにも現れているのよ。貴重な実験機を失うわけ には行かないのよ。」 「じゃ何処にいけっていうのよ!」 「南米支部に話を付けてきたわ。そこで微調整及びテストを行います。」 「じゃ実戦は?」 「早くても1ヶ月後ね。」 「そんなあー」 「これでも優先的にしてもらったのよ。久しぶりでしょ南米も。加持君との・・・」 「リツコ!!」 「ごめん、ミサト。」 「・・・・いいの、もう。日向君。至急、地中海支部への移動を手配して。」 「了解、葛城さん」 「はあーーーーーふう」 「なーにため息なんてついてんのよマナ?」 「シンジくうん(はあと)」 「だめだこりゃ」 「碇シンジだったな、ちょっと話があるんだけど」 上級生が下校しようとするシンジを囲んでそう話しかけた。 「僕にはあなた達と話す理由はありません。」 「そうかい、でもこっちには有るんだな。マナ様のお誘いをむげに断った上に招待状を 引き裂いたそうだな!!それについてきっちりをさせてもらいたいんだよ。」 ・ ・ ・ その2時間後、校舎裏でその上級生達がぼろ雑巾のようにされていたのが用務員によっ て発見された。 このことによりいかに正当防衛だとしてもやりすぎと言うことでシンジは2週間の停学 処分になった。 その際の霧島マナ嬢のコメントは、 「シンジ君、私のためにごめんなさい(うるうる)」 だった。 そしてそのままマナの誕生パーティの日になっていた。 「はーーあ、しんじくうん(はあと)」 「お嬢様、しっかりしてください。」 そんな調子でマナは車でパーティ会場へ向かっていた。 信号待ちをしていたマナは車に乗ったシンジが目の前の交差点を通過するのを見た。 「シゲル、今の車を追いなさい。」 「しかしお嬢様、その信号は赤でしてそのお、ひいいいいーー行かせていただきます。」 シゲルの見た物はにこやかに笑いながらも背後に聖戦士も真っ青のオーラを背負った マナの姿だった。 逆らえばハイパーオーラ蹴りが飛ぶこと間違いなし。 青葉シゲル、二十代で死にたくはなかったようだ。 「ああっ、シンジ君やっぱり私たちは運命の赤い糸で結ばれているのね。さあ無理矢理 パーティに行かされる私をさらって。そして二人は永久の誓いを立てるの」 うっとりとした目でかなりやばいことを呟き続けるマナ。 それを見ながらあす出す辞表の文面を考える青葉シゲル。 そんな物がつけているとは知る由もなくシンジは近くの戦自の海軍基地へと車を走らし ていた。 10分後 「シゲル、シンジ君は何処よ!!」 「あのう、そのう、・・・・・見失いました。」 どこ、ばき、どすっ。 その鈍い音を聞きながらシゲルは 「パーティにお嬢様をお連れできなかったのだから辞職どころか首だな」 と、冷静に考えていた。 そして、頭の中にふと浮かんだ単語を口にしていた。 ぼそっ 「偽善者」 その後、それを聞いたマナの「ハイパーオーラ踵落とし」によってシゲルの視界は完全に 真っ暗になった。 そんなことをマナ達がしている間にシンジは手近な兵士を縛り上げ身ぐるみはいで いた。 剥された兵士は眼鏡を涙で曇らせていたのが印象的だった。 「これより証拠を隠滅する。」 自分に言い聞かせるように呟いてシンジはフェンスを乗り越えた。 そこには相田一等兵だった者が縄で縛られていた。 しばらく後にマナはシンジが乗り越えたフェンスの辺りに来ていた。 「碇君を感じるわ。」 霧島マナ14歳すざましいまでの感、そして運。 おもむろにフェンスを見上げるとよじ登ってしまった。 「これだなMk99魚雷、こいつならATフィールドを展開してないエヴァに4発も打 ち込めば、破壊できる。」 シンジは見張りをKOして弾薬庫に侵入していた。 手近な台車に乗せてシンジは魚雷を運び出そうとした。 「碇くーん(だきつきい&はあと)」 思わず恐怖を感じて後すざるシンジ。 そこにはなんと霧島マナがいた。 「ど、どうしてこんな所に?」 「ああ、碇君やっぱりこんな所で会えるなんてやっぱり運命は私たちを引き寄せるのね。」 ここで殺しといた方がものすごくいい気がしてきたシンジだった。 「僕に関わらないでって言ったのに・・・」 そう言うとシンジはためらいもなくマナに銃口を向けた。 「ああ、報われない二人はついに死を選ぶのね・・・」 そう言って自己陶酔に浸るマナ。 頭を抱えたくなるシンジだったが迷わず引き金を引こうとした。 その瞬間、他の場所から銃声が聞こえシンジの銃が弾きとばされた。 「「!!」」 反射的に反撃をしようとしたシンジだったが2発目がシンジの右腕を捕らえシンジは 倒れ込んだ。 そこには黒いジャージに阪神タイガースの帽子をかぶったコテコテの関西人がいた。 「あかんなあ、おなごにチャカ向けたら。男ちゅうーんはそういう事したらあかんでー。 大丈夫やったかネーチャン。」 その関西人のしゃべりが終わったとたんにマナの怒りの拳が決まっていた。 「あたしの碇君になんて事すんのよ!!このバカ関西人が!!」 「何さらすんじゃいこのアマ、命の恩人に対するそれが感謝の言葉か?」 「何言ってのよ。きっと碇君は自分の感情を押さえきれずに銃を撃つのをためらい最後 には何もかも捨てて私を抱きしめてくれたに決まってるわ。(うっとり)」 その言葉を聞いたジャージ男はさっきシンジが感じたことと同じ事を感じていた。 (撃たせりゃよかったかな・・・) そんな考えに浸るジャージ男の背後で海面が盛り上がり海中から2機MSが出てきた。 それを見ようとするマナにジャージ男は発光体を突きつける事で視界を奪った。 「あかんなネーチャン。好奇心が命取りになるで。」 「まぶしいでしょ、このバカ関西人が!!」 「何ぬかす、儂には鈴原トウジちゅう立派な名前があるんじゃい。」 そんなマナとトウジのやりとりを見ながらシンジは出てきたMSの内一機が自分が 乗ってきて、今、証拠隠滅のために破壊しようとしていた自分のエヴァであることを 確認していた。 すぐさまシンジは用意しておいた魚雷の点火装置を押した。 バシュウー 魚雷はロケットによって加速されマナとトウジの方へ向かっていった。 「きゃああーーー」 と、叫びながらもマナはとっさに避けていた。 トウジも何とかかわしたがシンジのエヴァとそれを引き上げていたMSには避けるすべ もなく見事に命中した。 しかし、2発づつしか命中せずにどちらも破壊できなかった。 爆発によって海上にすさまじいうねりが生じてそれは巨大な波となって岸壁にいたシン ジ、トウジ、マナを襲った。 トウジはすばやく袖の下に隠し持っていたワイヤーを繰り出して手身近なものにくくり 付けた。 シンジは命中を確認すると笑って押し寄せる津波を見ていた。 そしてマナは、 「きゃー、シンジくーん(だきつきいいいーー!!)」 とシンジに飛びついた。 シンジは身の危険を感じてすばやく逃げようとしたがそのまま波にマナもろとも飲み込 まれた。 「何さらすんじゃい、あのタコは。」 トウジは波を乗り切ると周りを見た。 ものの見事に魚雷を食らった二機のMSは海中に再び沈んでいた。 「こりゃ、引き上げるのに手間かかるなあー。」 そう言うと、この惨劇の張本人を探した。 そのころ、その惨劇の加害者は十二分にその罪を味わっていた。 波が押し寄せる瞬間マナに抱きつかれ身動きかとれなくなったシンジはそのまま本人は 望んでなかったであろうがマナをかばうような形で近くの壁にたたきつけられ気を失っ ていた。 「シンジ君しっかりして。ああっ私をかばってくれたのね。あなたは私が守わ。」 そう言うとマナはシンジを抱えあげ引きずりながらその基地を後にするべく自分の乗っ てきた車に向かった。 ドガガッガガッ 「こりゃあかんな。ここはひとまず退散や。」 シンジを探していたトウジは基地を襲撃した犯人とまちがえられ兵士に追い回されて いた。 「これもみな、あのアマのせいじゃ。」 その後トウジは必死の思いで基地から脱出した。 その隙にマナはシンジを怪しまれずに基地外に運び出していた。 そしてそのままシンジを近くの病院に運び込んだ。 そこがNERVの管轄と知らずに。 そのころ葛城ミサト(+1)は地中海NERV第四支部にいた。 「久しぶりねマヤちゃん。元気してたあー。」 「相変わらずですね葛城特佐。伊吹マヤ技術尉着任しました。」 「かったくるしいことはいいから、荷物は何処?」 「すでに輸送機への積み込みを開始していますがご覧になりますか?」 「そうするわ。かわい子ちゃんには早く会いたいのよね。」 その時地響きとともに爆発音が炸裂した。 その瞬間ミサトは指揮官としての顔を取り戻した。 「日向君!!状況確認急いで。」 「わかりました。」 マコトはコンソールに飛びつくと状況を確認した。 「出ました。敵襲を確認!おそらくエヴァ04です。最終防衛戦突破予想タイムはあと 20分。」 「マヤちゃん!!荷物の積み込みは?」 「あと、十五分はかかります。それから輸送機離陸まで3分。とても逃げ切れません。」 「ちっ、間が悪いわね。マヤちゃん使えるサキエルタイプでもっとも重装備なのを用意 して頂戴。日向君はこのまま積み込みを指揮、完了と同時に離陸、以上。」 「まってください特佐それでは副官の立場がありません、そんな作戦承認できません。」 「そうです。私も先輩から必ずテスト機と葛城特佐をお連れせよと言いつかっています。 私もそんな作戦には承伏しかねます。」 「でもこれじゃ、どうしようもないじゃない!!」 「特佐、敵を少しでも遠ざけるためにダミーの輸送機を飛ばします敵がそちらに気を取 られている隙に離脱しましょう。」 「そうです、今戦っても犬死にですよ。後の兵士達のためにここは我慢してください。」 「・・・・わかったわ。積み込み作業急いで。・・・・・くっ。」 「ターゲット、敵MS確認。これより排除する。」 ガガッガガッガガッガガガガガッ 脚部に搭載されたローラーダッシュで高速移動しながら銃弾の洗礼をNERV側MSに 浴びせるエヴァンゲリオン・エクスキュージョン。(NERV側呼称:EVA04) パイロットは赤い瞳を持つ少女、綾波レイ。 「くっ、ビームを使え!!冷却できないがかまわん!!」 バシュウ!! 「ばかな・・・・Iフィールドを積んでいるのか?!」 それがNERV第四支部長、最後の言葉となった。 カラカラカラ・・・・ しかし、支部長の死と前後してレイの乗るEVAの弾もNERVの身を持っての消耗戦 によって尽きていた。 「もうダメなのね・・・・・私が死んでも変わりがいるもの・・・・」 抵抗をあきらめたように見えたEVA04に最後の力を振り絞ってNERV残存兵力が 襲いかかる。 先ほどまで死の象徴であった者が力を失いそれに対して抱いていた恐怖心から解放され た。 兵士には力を失ったであろう者をなぶり殺すことしか頭になかった。 しかし、それがNERV側パイロットの致命的なミスとなった。 まったく予想もしていなかった方向からの激しい銃撃、あっという間に半円型の布陣を 敷いた所属不明のMS部隊にたちまち撃ち伏せられた。 何機かのMSは脱出をしようとたった一機で包囲網を維持しているMSの攻略を狙った。 「君達はまさに人間そのものだね、しかし醜いところばかり露呈しているね。好意に値 しないよ。」 そのMSは脚部に搭載されたホバーシステムを使い、まさに嵐のような攻撃を繰り 出した。 NERV側MSはそのたった一機のMSを攻略して退路をつくることは出来なかった。 「降伏すればいいのに、僕は決して戦いを望んだわけじゃないのに。」 NERV側呼称、EVA05。 正式機体名、エヴァンゲリオン・デザートストーム パイロットは渚カヲル。 まさに、砂漠を支配する砂嵐のような激しい攻撃だった。 しかし、その隙を利用して積み込みが終了した葛城ミサト配下の輸送機が飛び立った。 「コロニーはどこまでも戦いを望むというの?受けて立つわよ、父さんのそして加持の 仇・・・必ず撃つわ。」 その様子をじっと見つめるレイ。彼女の手元には攻撃したくとも弾はないため黙って行 かせた。 そんなEVA04の様子にじりじりとカヲル配下のMS部隊にじりよる。 しかし、カヲルはその動きを押しとどめた。 「敵の敵すなわちこれ味方なりだよ。」 しかし、レイにとっては味方とは思えなかったのか04はローラーダシュを使い一気に 間合いを詰めて右腕に装備されているアームブレイドで切りかかった。 それをホバーシステムを駆使してかわすカヲルの05。 ついに、かわしきれない一撃がついにEVA05を捕らえた。 しかしカヲルはそのままその腕を固定し動きを封じた。 すかさず、レイはすでに弾の尽きていたガトリングガンを排除した左腕で殴りかかる。 カヲルはそれも抑え込み力比べになる。 そのまま膠着状態が続くかと思われたが、カヲルは機体をそのままホールドすると コクピットハッチを開いて語りかけた。 「僕達は戦うべき定めにはない。これ以上の戦いは無意味だよ。」 その言葉をどう受け取ったかわからないが04は動きを止めコクピットハッチを開いた。 中からは無表情に手をあげた綾波レイが姿を見せた。 そんなレイを見てカヲルは 「やめてくれないか、先に生身をさらしたのは僕だし、なによりも僕らは仲間じゃないか。」 と言ったが相変わらずレイは何も言わなかった。 「君とはじっくりと話し合う必要があるね。」 「・・・・・ええ、そうね。」 ただそれだけをかえした。 葛城ミサトと共に脱出した輸送機は順調に飛行を続け無事に南米の地に降り立った。 しかし、それを不敵な表情で見つめる者がいた。 「お客か・・・どうせ私の敵じゃないわ。いくわよアスカ。」 その側にはカモフラージュネットに隠されたEVA02、正式名称エヴァンゲリオン バンガード・ティーゲルがあった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 次回予告 南米支部でテストを開始したミサト。 アダムに隠された過去とは? そして、アスカの来襲。 そのころ、シンジは再びトウジと接触していた。 次回「EVA、南米に立つ」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− {作者のお部屋} ごき、ごき 作者「うーん、つかれたなあ・・・・うん?」 ひゅーーーん、ぽてっ 作者「これは、手榴弾だな・・・・・ってえ?」
?「ついにやったかしら?」 ごそごそ 作者「マジで死ぬかと思た・・・うん?そこにいるのは、げっ」 マナ「なによその『げっ』ってのは。」 作者「い、いやだなー。何でもないですよ(^^;。しかしどうやってここを突き 止めたんです?」 マナ「これよ」
作者「こ、この肉の塊みたいなのは?」 マナ「ここの管理人よ。安心して死んでないはずだから。」 カヲル「すまないね。ここを教えたくはなかったんだけど・・・・」作者「カヲル君、入居者の権利をうらぎったなあ!!」
マナ「それでなにか言い残したいことは?」 作者「へっ?」 マナ「このあたしを「あの」まさかり女と同じような扱いにするとはいい度胸ね。」 作者「(まずい、背後にオーラが見えるぞ、ここは・・・)そんなあ、いやだなあ。 自分の作品のヒロインにそんな事しやしませんよ。(びくびく) マナ「ヒロイン?」 作者「そうですとも!!あなたはこの作品におけるシンジ君をモノにするのに一番 いい位置にいるんですよ。だから機嫌なおしてくださいよ。」 マナ「そう私はヒロイン。そしてシンジ君と(はあと)」 作者「今のうちに逃げ出すぞ」(作者逃亡) カヲル「僕はどうなるの?」 ぜえぜえ。 作者「助かった。「あっちの世界」に行っちゃってる間しか逃げ出せないからな。 まるで、某ゲームの偽善者みたいだな。背後にオーラを背負ってるし。 しかし、何か忘れてるような?」どげし
作者「ぐはっ、この一撃は・・・・・」 アスカ「これでこの分譲住宅地から悪が一つ消えたわ・・・・うん?
こ、これってダミー渚カヲルじゃない!!
作者「すまんカヲル君、きっと作品内ではいい思いをさせてあげるからかんべん してくれ。」 注:作者があとがきで書いている某ゲームとはリー○のビジュアルノベルシリーズ 第二弾のことです。 もちろん「偽善者」とはあの人のことですね(笑) ファンの人怒らないでくださいねm(__)m −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−緊急告知
この作品に出演してくれるキャラ大募集。 条件は現時点でどこかの小説に出ていることだけです。 かわいい娘(息子)とも言えるキャラを貸してくれる方メールください。 同時にもう一つ投稿作品を計画中でそちらの方も募集してますんでよろしくお願い いたします。m(__)m ジャンルは現代、TRPG妖魔夜行に近い感じの作品になる予定です。 稚拙な文ながらがんばってますんで、キャラを貸していただけると大変ありがたいの ですが。 なにとぞ、よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
京極堂テイシュウさんへの感想はこ・ち・ら♪
管理人(その他)のコメント
カヲル「ぴくぴくぴく・・・・」
アスカ「ぬぅおっ!! なにはじめから肉塊になってぶったおれてんのよ!!」
カヲル「うう・・・・ぼ、ぼくは君以上に暴力的な人間を今まで見たことがなかった・・・・」
ばきっ
アスカ「ずいぶんと挑戦的な台詞を瀕死の状態で吐くわね〜いっとくけど、今回あんたをボロ雑巾にしたのはアタシじゃないわよ」
カヲル「うう・・・・だから、君以上に暴力的な人間を今まで見たことがなかった・・・けど、今回初めて出会ったよ・・・・うぐっ」
アスカ「ん???」
マナ 「あの〜惣流・アスカ・ラングレーさんっていうのはあなたですか?」
アスカ「え? ええ、そうだけどあなたは?」
マナ 「どうもはじめまして。わたくしこのたび分譲住宅に越してまいりました、霧島マナと申します。どうぞよろしく(ふかぶか)」
アスカ「あ、いや、こちらこそ・・・・」
カヲル「・・・・びくっ!!」
アスカ「ん? どうしたのよ」
マナ 「あらあら、このお方はどうしたんでしょうね(といいつつ近づく)」
カヲル「(じりじりとあとずさり)」
マナ 「まあ、ひどい怪我(といいつつ、アスカに見つからないよう傷口を一発殴る)」
カヲル「はううっ!!」
マナ 「あらあら、気絶してしまいましたわ」
アスカ「いいのよ、そんなのほっておいて」
マナ 「そうなんですか・・・・では、今後ともよろしくおねがいいたします」
アスカ「こちらこそよろしく」
マナ 「(そう・・・この人がアスカさん・・・・この人がいなくなれば、愛しのしんじさまは私のもの・・・はあぅ、しんじさまぁ〜〜(はあと)」
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