そしてそれから
第6話 覚醒せし神槍
襲撃から約3時間が経過した。深夜だというのにネルフ第一支部は喧噪に包まれている。
カヲルは輸送機で出発し、アスカとレイは予想される襲撃に備えて残ることにした。
ミサトたちは現在も関係各省への対応におわれている。
現在の状況は誰にとっても予想できたものではなかった。また、状況を全て把握しているものもいなかった。
ミサトたちにしてみれば爆発以来予想のつかない出来事が続出している。それが2年前に失われてしまった
はずの使徒や人類補完計画の真実に由来しているものだろうということくらいしか分からない。
また、輸送機での空中戦以来襲撃があろう事は予測していたカヲルだったが、まさかシンジが失踪してしまう
とは考えもしなかった。4人で暮らすようになって以来、なんだかんだいいつつも4人での行動の最終的な
決定はシンジがしてきた。従ってそのシンジがいなくなってしまった今、カヲルにはシンジを助けると
いうことしか考えられなかった。
また、当のシンジはといえばなぜこういう事態になったのか、なぜ自分はカヲルたちに連絡もせず
こんな事をしているのか、それすらよくわかっていなかった。
こうして事態は混迷の度合いを増しつつあった。
シンジ「ロンギヌスの槍がなぜここに。」
呆然と呟くシンジ。この状況からして爆発の原因が槍だということには疑う余地がないだろう。
すぐに思い当たったのは自分たちに対抗する手段として何者かが槍を回収しようとした際の事故ということだ。
だが、それでは説明できない不審な点が残る。もし槍の回収が人の手によるものとするならば、これだけの
大がかりな計画だ、ネルフが知らないはずはないだろう。だが、ミサトの様子からすると本当に原因は不明と
思っていることが伺えた。それに自分たちに対抗するための手段を調査させに行くほどネルフは愚かでも
あるまい。ならば軍の仕業だろうか。だが、それでは例の使徒はなぜ現れたのだろうか。
槍「よくきたな、適格者よ。さあ、私をとれ。」
大音量が直接シンジの頭に響きわたりシンジは思考を中断せざるを得なくなった。
気力を振り絞り槍に答えるシンジ。
シンジ「おまえは何者だ。」
槍「見ての通りだよ。リリンどもは私のことをロンギヌスの槍とか呼んでいるようだが。」
シンジ「その適格者っていうのはなんなんだ。」
槍「言葉通りさ。今となってはこの地上でただ一人、この私を所持する資格をもったもののことだよ。」
シンジは激しい衝撃に襲われた。衛星軌道上の使徒を容易く屠るほどの強大な力を秘めたロンギヌスの槍。
それを持つ資格が自分だけにあるとは。
シンジ「・・・・ではなぜここにいるんだ。月にいたはずなのに。」
槍「私は自分の意志でここに戻ってきた。」
シンジ「・・・・・・・・・・!!!」
槍「別に驚くほどのことでもないだろう。私の力を以てすればたやすいことだ。・・・・・・・・・おまえが
私を呼んだのではないのか?」
シンジ「僕は呼んでなんかいない!」
槍「そうか・・・・ならば、おまえの力を試させてもらう!私の力に耐えきれるかを。」
そのころ、レイとアスカは部屋で休んでいた。襲撃に備えて同じ部屋で寝ている。
レイ「寝ないの?」
アスカ「眠れないのよ。そろそろカヲルは輸送機から装甲車に乗り換えたころよね。」
レイ「大丈夫よ。碇くんがそう簡単にやられるはずはないし、カヲルがしくじるはずもないわ。」
しかしアスカは首を横に振る。
アスカ「違うわ。使徒の襲撃があるならカヲルが装甲車に乗り換えて、すぐには戻ってこられなくなった
今頃かなって思っただけ。」
レイ「まさか。致命傷には至らなかったけどかなりの手傷を負わせたのよ。いくら使徒でも再生するには
3日はかかるわ。」
アスカ「使徒があれだけとは限らないわ。いずれにせよ使徒にとってはカヲルたちと私たちが引き離されて
いる今こそが攻撃の絶好のチャンスなのよ。」
レイ「・・・・・アスカ、使徒の狙いはなんだと思う?」
アスカ「え?」
レイ「なぜ今頃になって急に私たちを狙い始めたのかってことよ。」
アスカ「何か恨みを買うようなことでもしたのかしら。」
強いていうならアダムを捨ててしまったことだろうがもう二年も前のことである。それが原因とは考えにくい。
そもそもなぜ使徒が復活したのかが分からないのだ。
アスカ「ま、なるようになるわよ。」
そういってベッドに横たわるアスカ。その様を見てレイもあれこれ考えるのを止めた。今の状況は情報が
決定的に不足している。とりあえずできることをしよう。そう考えてレイも寝ることにした。
それは建設的な行動ではあったがすぐに警報に起こされることになった。
アスカ「敵襲?」
レイ「とりあえず発令所にいそぎましょ。」
アスカ「・・・・・その必要はないみたいよ。」
レイ「そのようね。」
敵がこちらに向かっているのを感じて戦闘態勢を整えるレイとアスカ。狭い部屋の中では明らかに不利である。
広い空間を確保すべく移動を始める。
アスカ「乙女の寝込みを襲うなんてデリカシーのかけらもない奴ね。」
レイ「・・・・・来たわ。」
間違いなくさっきの奴である。あれだけ深い傷を負わせたというのに腹部の傷は既に塞がっていた。
かなりの再生能力があるのだろう。だが、今度はこちらも一人ではない。回復する暇を与えなければ
十分勝ち目はあるはずだ。
混乱する職員を後目に疾走する二人。それを追う使徒。流石にネルフの人間は使徒の怖さを十分に知っている
のでよけいなことはしない。使徒が放つビームを防ぎつつ走っているとやがて広い部屋にでた。
幾度目かのビームをはじくといきなり反転する二人。使徒はとっさに反応できなかった。あっという間に
使徒の懐に潜り込む。慌てて繰り出された光の槍をアスカが跳ね上げレイの剣が使徒を両断する。
華麗なまでの連携攻撃だった。
が、前回と違って使徒の体液が流れ出ない。さらに切断面を見てレイはある可能性を思いあたった。
レイ「まさか・・・この能力は!」
鞭に打たれ弾け跳ぶ二人。とっさにATフィールドで防いだのでさほどダメージはない。しかし状況が一気に
不利になったのが分かった。レイの予想通り使徒が二体に分裂している。あれほどの傷を負わせてもわずか
数時間で再生したのはこの能力によるものだろう。それにしても、先程はこの能力を使えなかったのに
短期間でこれほど使いこなすとはよほど自己進化能力が高いのだろうか?
アスカ「何か手はある?レイ。」
レイ「特に有効と思われるものはないわ。」
今までの戦いからして、レイやアスカの得意とする突きや斬りでこいつを仕留めるのは不可能だろう。
かといって以前のようにユニゾンで、というわけにもいかない。鞭の攻撃をかいくぐってダメージを与える
にはどうしてもどちらかが防御を担当する必要があるからだ。カヲルかシンジがいない限り倒せそうな相手
ではなかった。使徒は4本の鞭を自在に操り、レイとアスカを執拗に攻撃してくる。有効な攻撃手段がない
以上、このままでは追いつめられるのは明白だった。
レイ「どうする?アスカ。」
アスカ「決まってるでしょ。逃げるのよ。」
いうなり走り出すアスカ。レイもそれに続く。そこにミサトから通信が入ってきた。
ミサト「アスカ、状況は?」
アスカ「かなり不利よ。それより私たちの現在位置、分かってるんでしょ。移動先にありったけの重火器を
用意して。」
ミサト「分かったわ。」
やがて、用意された重火器を走りながら拾い、撃ちまくるアスカとレイ。ATフィールドを相手のフィールド
の中和と防御のみに使い、攻撃は重火器で行う。大してダメージを与えられるとも思えないがさしあたって
これで時間を稼ぐしかない。
両手でバズーカ砲を撃ちながら、アスカはふとゼルエルと戦っているかのような錯覚に襲われた。
それを振り払うかのように強く叫ぶ。レイもまた、自分の大切な人の名を呼ぶ。
アスカ「シンジ!」
レイ「碇くん!」
そのころシンジもまた錯覚に襲われていた。不思議と自分の心が安らぐのを感じる。懐かしい、そう思った。
なぜなら、いつのまにか金属的な声に混じっていつか聞いた母親の声が聞こえ始めたから。
槍「シンジ・・・・何も心配することないのよ。私が側にいてあげるわ。」
シンジ「違う!母さんはもういないんだ。もう死んでしまったんだ。」
槍「そんな悲しいこといわないで・・・・私はここにいるのよ。」
抵抗しがたい強い力を感じる。それに惹かれて槍に触れるシンジ。途端にいいようのない感覚がシンジを襲う。
まるで自分の心が溶けていくような、別の自分に変わっていくような感じだ。それはかつてエヴァに取り
込まれたときの感覚に似ていた。このまま溶けてしまうのもいいかもしれない。そう思ったとき溶けかけた
シンジの心に強く呼びかけてくるものがあった。
カヲル「シンジくん!」
シンジの元に到着したカヲルが叫ぶ。アスカたちがシンジの名を呼んだのは丁度そのときだった。
アスカ「シンジ!」
レイ「碇くん!」
聞こえるはずのないアスカとレイの声。だがシンジにははっきり聞き取ることができた。
それを聞いてシンジの虚ろな瞳に強い意志の力が宿る。
シンジ「そうだ!僕には護るべき人が、失ってはならないものがあるんだ。負けるわけにはいかない。」
先程までとは立場が逆転していた。圧倒的な精神力で槍を押さえ込むシンジ。
槍のありとあらゆる抵抗を排除して完全にその力を支配下におく。同時に槍は丁度シンジに適した大きさへと
姿を変えた。
槍「見事だ。まさかこれほどとは思わなかったぞ。」
シンジ「目的は何かいってもらおうか。」
槍「私はリリスによって作られた、偽りの心、偽りの人格でしかない。私の目的はおまえ自身が決める
ことだ。」
シンジ「僕が?」
カヲル「シンジくん、話は後だよ。急がないとアスカたちが危ない。」
今のシンジにはアスカたちの様子がはっきり知覚できた。慌ててカヲルの乗ってきた装甲車に飛び乗る
シンジを槍が押しとどめる。
槍「待て。そんなことでは間に合うまい。私を使え。使い方は既に知っているはずだ。」
シンジ「槍を・・・・」
確かに分かる。シンジが槍をふるうと闇が出現し、シンジたちを呑み込む。
後には何も残っていなかった。
アスカ「くうっ。」
鞭の強烈な一撃にアスカが呻く。レイもまた激しい攻撃にさらされていた。このままの状況が続けば
程なくして自分たちが敗北することをアスカは悟った。だが、二人ともこの極限状態においても
カヲルを、そしてシンジを信じていたのだ。跳びすさって攻撃をかわす二人に追い打ちのビームがくる。
体勢の崩れていた二人にそれをかわすことは出来なかった。命中する。そう思った瞬間、突如現れた闇に
光が当たって砕け散る。
レイ「これは一体・・・?」
人工の照明に照らされてその一角だけが不自然に闇に包まれている。レイにはまるでその一部だけが
夜になったように感じられた。だが、すぐに闇は晴れ、その後にはシンジとカヲルが立っていた。
シンジはその手に丁度いいサイズに縮んだロンギヌスの槍を持っている。
アスカ「シンジ!」
レイ「碇くん。」
シンジ「二人とも、遅れてごめん。ちょっと待ってて、すぐに片づけるから。」
カヲル「手伝おうか、シンジくん。」
シンジ「その必要はないよ、カヲルくん。」
槍を構え直すとシンジは疾る。4本の鞭も追いつかない早さで間合いを詰め、ATフィールドを意にも介さず
に使徒の体を貫く。同時に、槍を介して力を解き放つと音もなく使徒の体が塵と化していく。戦慄さえ感じる
ほどの強大な力だった。
とりあえず戦いも終わりシンジたちはとりあえず状況を整理していた。
アスカ「それで、結局爆発の原因はロンギヌスの槍だった訳ね。」
レイ「なぜ槍は戻ってきたの?」
シンジ「それをこれから聞くところなんだ。」
槍「リリスにより与えられた役目を果たすためだ。さしあたってはシンジを護ることだな。」
カヲル「今の地上にシンジくんを倒せる力を持つものがいるとは思えないけどね。初号機とアダムは
もう帰ってこないだろうし。」
槍「・・・・確かにそうだろう。だが、シンジに敵対する強い力を感じた。そのうち私の力を必要とする事に
なる。」
シンジ「あの使徒たちについて何か知らないの?」
槍「・・・・・知らん。私にも皆目検討がつかん。そもそも使徒はアダム自身を含めて17体だけの
はずなんだが。」
アスカ「レイ、どうしたの?さっきから考え込んじゃって。」
レイ「別になんでもないわ。」
そこにミサトとリツコがやってきた。
リツコ「シンジくん、ご苦労様。それでその槍なんだけど、ネルフで預からせてもらうわ。」
槍「笑わせるな。リリンごときが私を扱えると思ったか。」
ミサト「や・・・槍がしゃべった?」
リツコ「まさか!」
槍「珍しいか?生物なのだから喋っても不思議はあるまい。」
アスカ「あんた生物なの?」
槍「ああ。まあ、正確に言えばリリスの一部とでも云ったところだがな。とにかく私はシンジ以外に使われる
気はない。失せろ。」
アスカ「以前零号機に使われてたじゃない。」
槍「ああ、あれはアダムの分身だからな。」
カヲル「もし、資格のないものが持ったらどうなるんだい?」
槍「私の力に耐えきれず精神、肉体共に崩壊するだろうな。なんならそいつらで試してみようか。」
レイ「試すまでもないけどね。」
槍「いずれにせよリリンに私をどうにかするのは不可能だな。私は既にシンジの一部になっているからな。」
リツコ「シンジくんの一部ですって?」
槍「その通りだ。だから私の力をどう使うかはシンジが決めることだ。」
ミサト「シンジくん、その槍をどうする気なの?」
シンジ「さしあたってどうする気もないですけど。」
槍「私は眠る。もう私が起きている意味はないからな・・・・・」
アスカ「ちょ、ちょっと。」
槍「シンジ・・・・・これからどうするかは自分でよく考え、自分で決めることだ。でないと辛いぞ。」
レイ「どういう事なの?」
槍「では、健闘を祈る・・・・・・」
もはやミサトたちにどうにかできる事態ではなかった。結局、槍はそのままシンジのものになり
ミサトたちは事情の説明と新たに出現した使徒の調査及び対策に追われることになる。
無論そんなことにつきあう義務はシンジたちにはないのでさっさと帰ることにした。
カヲル「結局、あまり遊べなかったね。」
シンジ「また使徒もでてきたしあまり謎も解けなかったしね。」
レイ「これからも戦いに巻き込まれることになるわね。」
何となく沈んでいるシンジたちをアスカが元気づけた。
アスカ「何落ち込んでるのよ。もっと前向きに考えなさいよ。」
カヲル「前向きって言ってもね。」
アスカ「ねえシンジ。あんたこの前の戦いでいきなり現れたわよね。あれってなんなの?」
シンジ「あれは空間をつなげたんだよ。まあ、一種の瞬間移動ってところかな。」
アスカ「どこにでも行けるの?」
シンジ「理論上はね・・・正確に移動するにはよく知った場所であるかよく知った者がいる必要があるん
だけど。」
アスカ「ねえシンジ。旅行に出かけましょうよ。」
シンジ「え?いきなり何を・・・・」
アスカ「いい、まだ夏休みは半分以上残っているのよ。しかも槍の力を使えば世界中どこにでもすぐ
行けるのよ。これを使わない手はないわ。」
シンジ「おいおい・・・・・」
レイ「すごいことを考えつくのね、アスカは・・・」
アスカ「戦いの疲れを癒して、しかもシンジは槍を使い慣れることができる。まさに一石二鳥よ。いつまでも
落ち込んでいてもしょうがないわ。」
シンジ「・・・・そうだね。」
こうしてシンジたちは仕事に明け暮れるミサトたちが見たらむっとするような気楽さでいろいろなところを
旅して回った。
途中、服やアクセサリーを買ってあげたのでレイやアスカは大喜びだった。
もっとも、もしレイとアスカがこれから起こることを知っていればもっと積極的に行動しただろう。
そう、この一時の平穏はまさに嵐の前の静けさだったのだから・・・・・・
続く
後書き
アスカ「なんなの?この終わり方は・・・・・」
レイ「また私の台詞が少ないわ・・・・・」
カヲル「僕の華麗な活躍がないじゃないか。」
シンジ「槍ばかりしゃべっていたよね。」
槍「まあやむを得ないな。そのくせ次からは全く話さなくなる。作者め・・・」
K「はうう・・・もっと考えて書くんだった・・・・」
カヲル「次はちゃんと僕が活躍するんだろうね?」
K「それは次回のお楽しみって事で・・・・だめ?」
アスカ「だめに決まってるでしょ。次こそあたしとシンジの・・・・その・・・」
シンジ「え?僕とアスカの何だって。」
レイ「私と碇くんの愛に満ちた平穏な日々を書くのよ。」
アスカ「何でそうなるのよ。」
K「(やれやれ・・・・・次の話の内容を知られたらたこ殴りじゃ済まないな・・・・さっさと逃げよう)」
アスカ「ってなに逃げてんのよ、あんたはぁ。」
管理人(その他)のコメント
カヲル「むー」
アスカ「どうしたのよ」
カヲル「僕が活躍していない」
アスカ「この、贅沢もん!!」
どかばきぐしゃっ!!
カヲル「ぐああぅ!!」
アスカ「前の話までであんだけ活躍していて、たまーに静かだと文句ぶーたれるなんて、贅沢すぎるわよ!」
レイ 「そうよ。わたしなんて、ぜんぜん活躍していないのに」
カヲル「それは、そのぉ・・・・」
アスカ「ところで、うえのタコ殴り発言・・・・あんた、何か知らないの?」
カヲル「ぎくうっ!!」
アスカ「ん? 何か知ってるの?」
レイ 「・・・・おしえて・・・」
カヲル「いや、その、その・・・・・汗」
アスカ「なんなのよ! 意ってご覧なさいよ!」
カヲル「本当に言ってもいいのかい? 後悔しないね」
アスカ「いいわよ!」
レイ 「ええ」
カヲル「実は・・・・槍を手に入れたシンジ君は豹変してしまったんだ。自分の力に絶対的な自信を持ってしまって・・・・それで、その・・・・」
アスカ「・・・・?」
レイ 「・・・・?」
カヲル「自分の欲望のままに、シンジ君はきみたちに・・・・」
アスカ「そんな、そんなシンジが青○さんばりのことをするなんて!」
レイ 「碇君・・・・」
カヲル「それで・・・・ん?」
ひゅうううぅぅぅぅぅぅぅ ざくうっ!!
カヲル「うげえっ!!」
アスカ「こ、これは、ロンギヌスの槍!」
レイ 「何か紙がついているわ」
アスカ「なになに・・・・『ウソをつくな 逃げた作者より』・・・・」
レイ 「やるわね・・・作者・・・・」
アスカ「この槍を使うとは・・・・まさか逃げた作者、適格者!?(爆)」
続きを読む
前に戻る
トップへ戻る